2025年7月19日練習風景


マンドリンパート R.Tさんのレポート

 

 猛暑が続いています。「暑いですね。」という挨拶とともに、芦屋市民センター音楽室の前にメンバーが集まります。今日の出席者は、36人。

 

〈 前半は、S.Ikさん指揮で練習開始 〉

① 1曲目は「東京ブギウギ」

 ギターの楽譜の21、30、38小節が変更され、マンドリンだけの時よりリズムが強調されました。

⓶ 2曲目は「荒城の月幻想曲」

 B、Cのテンポ変化に、気を付ける。

64小節Lentoに入る時、指揮を見てそろえる。

53小節は落としてクレシェンド。

「良い感じに仕上がっています。」とのこと。

弾いていて、きれいなと感じました。

③ 「演歌の花道」

 9月から、“喝采”から“人生いろいろ”に、変更した楽譜になります。

また、Y.Iさんの語りを入れて練習します。

“舟歌”は遅くならないように気を付ける。

④ 「踊りあかそう」

 9月、10月、11月の第一例会に、打楽器の方が来てくださいます。

打楽器の音を楽しみながら、弾けるように練習しましょう。

56小節から、ドラがメロディーなので、マンドリンのチャチャチャは抑える。55、63小節のマンドリンは大きく弾く。

 

〈 お知らせと休憩 〉

・ Y.I会長から、午前中に行われた運営委員会、実行委員会合同会議の報告

  次回例会案内に議事録を付けます。

・ 第11回コンサートの参加者は44名

・ コンサート1部はS.Imさん、2部はS.Ikさんが指揮

・ 演奏会前後の日程:

  11月29日 追加例会(直前リハ)

  12月6日 第11回コンサート

  12月13日 反省会、例会

  12月20日 KUMC 創部110周年記念行事

・ 下期会費を会計担当のK.Tさんまで。

・ ドラの K.Nさんから、ヨーロッパ旅行のお土産のチョコレートをいただき、

  元気を出して後半へ。

 

〈 後半は、S.Imさん指揮で練習開始 〉

① 「My Way 」

 聞いて判るくらいの強弱をつける。

出だしのドラは、大きめに弾く。ドラの23小節目の16分音符は目立たせる。

65小節の三連符は、ひとつずつ振る。

⓶ 「歌の翼に」

 2⃣のマンドリンはホール寄りでピッキング。

2nd マンドリン、55小節2分音符の音の変わり目を、はっきりと。

1st39小節6拍目の音、確認してもらう。

③ 「ふるさと紀行」

 最初に通して弾く。「きれいに弾けています」とのこと。

この曲も強弱をつけるようにと、言われました。

33,34,35小節のマンドリンは、ピッキングに変更。

セロの56小節からの美しい旋律を、ギターとともに聞かせてもらって、例会はお開きとなりました。

 

 私事ですが、P の弾き方が難しいと感じています。

Pで弾いたと思っても、録音を聞いてみると、小さくなっていないことが多い。よほど小さくしないとPにならない。かといって、弱弱しくなってもいけない。張りのある音で、小さく弾けるようになるのが、課題です。

 

 

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              楽楽の”おあしす”タイム

 

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『 ばぁば二人の英国プチ贅沢旅日記 』   ギターパート H.Kさんの英国旅行記

 

 2023年の春、「赤毛のアン」の舞台となったカナダのプリンスエドワード島に〈 ちょい住み 〉経験したばぁば二人が、2025年6月、ロンドンの観光をメインに「ピーター・ラビット」の世界も体験した英国旅日記です。

 2月:横浜HISより往復の飛行機とホテル(ロンドン4泊、湖水地方2泊)を手配する

 3月:英国の査証ETA(2025年1月より施行)を息子たちのサポ-トを受けながら

   スマホに獲得する。

   ETAは自動的にパスポ-トに紐づけされた。

 4月:横浜HISよりコッツウォルズ地方への日帰りツア―申し込む。

 6月:横浜HISより湖水地方への鉄道Brit Railを予約する。

   各々:Brit RailのチケットのQRコードをまたサポ-トを受けながら

   スマホに獲得する。

6月23日:羽田空港JALでロンドン・ヒ-スロ-空港へ

 羽田空港を朝9時45分発なので千葉の娘宅に21日より前泊し、始発のリムジンで羽田へ。カナダ旅行のときは、往復の飛行機がとてもきつかったので、今回はエコノミ-席よりワンランク上のプレミアムエコノミ-席を予約、おかげでJALのラウンジを利用でき、おいしいと評判のカレ-を味わい、搭乗前のひとときをゆっくり過ごせた。プレミアム席はエコノミ-席よりゆったりした座席の配置で、脚も延ばせくつろげた。機内食もおいしく快適だった。

ロンドン時間の6月23日:ロンドン1日目

  北極圏航路で13時間の飛行予定が追い風で30分早く15時ごろヒースロ-空港-に着いた。

 空港よりロンドン中心部までは地下鉄などで約1時間の距離。事前にガイドブックで予習しておいた自動券売機でチケットを購入するも現金を入れるところがなく戸惑った。隣の券売機をみているとスマホか、クレジットカードをかざして購入しているので、見倣ってモタモタしながらクレジットカードでやっと購入できた。地下鉄を乗り継いで午後5時ごろユーストン(Euston)駅に到着し、歩いて5分のヒルトンホテル(Hilton London Euston)にチェックインした。このホテルに4連泊する。

6月24日:ロンドン2日目

 今日は一日ロンドンの観光、まずは地下鉄ユーストン(Euston)駅で地下鉄とバスが利用できるワンディトラベルカード£16.6(3,320円)を購入した。この駅では自動券売機で現金も使えた。

★①国会議事堂とビッグ・ベン

地下鉄の階段を上がる途中から国会議事堂の建物が目に飛び込んできてその壮麗さに思わず感嘆の声が出る。ネオ・ゴシック様式とか。ビッグ・ベンの鐘の音は9時30分と10時の2回聴いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★②ウエストミンスタ-寺院(Westminster Abbey

ウエストミンスタ-寺院はエリザベス2世の戴冠式や葬儀、また現チャ-ルズ国王の戴冠式など王室とゆかりの深い英国国教会。内部見学は£25と高いのでパスする。

★③バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)

衛兵交代の11時を目指してバッキンガム宮殿に向かった。大勢の人とその時を待っていると、突然門が開きバイクに先導された黒塗りの車がバッキンガム宮殿に入っていった。車中にはチャ-ルズ国王の姿が・・・!すぐ門は閉じられそのあとまた門が開き、今度は青色の車が入ってきて運転しているのはカミラ王妃だった!翌日のツア―のガイドさんによると王&王妃はバッキンガム宮殿近くの公邸クラレンス・ハウスにお住まいとのことで、公務のために宮殿に入られたようだ。今日は騎兵隊によるパレ-ドはなかったので宮殿のなかで行われた衛兵の地味な交代式を見て、ウエリントン兵舎での練習のパレ-ドを鑑賞して、来たときと反対側の地下鉄のVictoria駅に向かった。

★④ダイアナメモリアルウオークのバラの紋章

途中道路に埋め込まれた<THE DIANA PRINCESS OF WALES MEMORIAL WALK>と刻まれたバラの紋章を見つけた。ダイアナ元妃が住んでいたケンジントン宮殿を西端にしてグリ-ンパークなど4つの公園を結ぶ彼女の散策路がメモリアルとして残され偲ばれている。

★⑤Victoria駅周辺&2階建てバス乗車

国鉄また地下鉄のVictoria駅ではバスのターミナル駅にもなっているらしく多くの2階建てバスが行ったり来たりしている。とりあえず2階建てバスを楽しむために乗ることにした。始発駅なので空いている2階のワイドビュウな最前列に座りしばしロンドンの街並みを楽しんでいるうち反対車線のバスの行先に<LONDN BRIDGE>とあるのを見つけ、そちらに乗り換えた利用客が多いのか、同じ系統のバスがひっきりなしにやってくるので、乗り換えも簡単だった。終着駅に近づくにつれ、車中からもロンドンブリッジが眺められた。とりあえず駅のスタ-バックスのアイスコーヒ-で一休みする。

★⑥ロンドン橋に向かう途中「ロンドン橋落ちた」の歌のフレ-ズが思い浮かぶ。天災で落ちたり、戦争で落ちたりと何回も崩落したので文字通り「ロンドン橋が落ちた」という意味でもあるが、英国王室が発したときは女王の崩御を意味するとか。

★⑦ロンドン塔(Tauer of London)

現在の英国王室を開いたウイリアム1世により建てられた城塞で、牢獄・処刑場としても利用されていたロンドン塔。

脱獄を阻止するため、猛獣を飼っていたらしい、今にも飛びかかろうとしているレプリカの猛獣たち。

★⑧バンクシ-のストリートアート

ガイドブックには8箇所も紹介されているが、そのうちのひとつバンクシ-・バスキアを選ぶ。アメリカ人芸術家のM・バスキアの展覧会のオマ-ジュとして描かれた2017年の有名な作品とか。地下鉄路線図とMAPとをにらめっこしてBabican駅を目指す。乗り換えの駅では同じホームに入ってきた違う路線に乗ってしまうというハプニングもあったが、無事辿り着いた。

★⑨ハロッズ(Harrods)   

ロンドン観光の最後に超有名なデパートを訪れた。日本でも街中でたまに目にするオリジナルビニールバッグは£30で高価で手もでない。さっと素通りしてホテルに戻る。

6月25日ロンドン3日目★コッツウオルズ(Cotswolds)地方への日帰りツアー

 コッツウォルズは「羊の丘」を意味し、イギリス中央部に位置する美しい田園地帯で蜂蜜色の家々が点在する村々。以下の4つの村を回った。

ツアーの集合はVictoria駅7時50分。昨日何回も利用した駅なので迷うこともなくホテルからは地下鉄で向かった。日本人ガイドによるツア―なので参加者は全員日本人、我々二人のほかは熟年夫婦2組、母娘1組、若いカップル3組の合計14人で大型観光バスに乗車、一人2席を利用しても空き席いっぱいでラクラク。8時過ぎにスタ-ト、運転手はイギリス人。ロンドンから市内を抜けてオックスフォードあたりから高速に入り2時間ほどで到着した。ランチにはミルクティ-セットで本場のスコーンを賞味した。蜂蜜色の外壁が美しい家々や藁葺き屋根の民家が連なる通りを散策した。

     

 

 

 

 

 

 

 

ロンドン市内は渋滞もありVictoria駅にはpm6:30に到着し、地下鉄でホテルに戻った。

26日ロンドン4日目

★大英博物館

 ホテルより徒歩10分の距離の大英博物館へは、10時の開館めざして早めにホテルを出発する。

博物館に到着すると長蛇の列ができていたが、入館料無料なので開館と同時に荷物検査を終えた人から順にスム-ズに入館できた。事前にチェックしておいた必見ポイントを見て回る。

古代エジプトのミイラやお棺、ヒエログリフの石碑の前では大勢の人が群れていて近づけないほどで、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中東アッシリアの人面有翼牡牛像は                   

前から見ると2本足、横から見ると4本足、

角度によっては5本足と不思議な構造、

 


エジプト史上最強の王とされるラムセス2世の胸像

 

 

 

 

 

 

 

 

膨大な展示品と観衆に圧倒され疲れたので、カフェでカフェオーレを飲んで休憩後、日本のフロアRoom92~95へ。その展示室にあった潮汐時計(Tidal clock)は珍しい。干支がかたどられている銀の置物は順不動で並べられていて巳(み)は真ん中の潮汐時計の脚のところでとぐろを巻いているようだ。説明はなにもないので、潮汐時計の由来や蓋の上の鳥は何かわからない。

 目ぼしい展示品をほぼ鑑賞したのでホテルに戻り、お昼寝。夕方いつも行く地下鉄&国鉄のEuston駅とは反対の方角に散歩に出かけた。行く手に大きな建物が見え、商業施設かと思ったが、それにしては仰々しすぎるし、古めかしさがないから教会でもなさそうだし、とにかく行ってみることにした。近づくと入り口には守衛らしき人もいるけれど、自由に人が出入りしているようなので恐る恐る入ってみると、そこにはEurostarの大きな車両が止まっていた。この建物はユ-ロスタ-のセント・パンクラスインタ-ナショナル駅だった。どでかいはずだ。到着したばかりのユーロスタ-からは乗客がどっと降りてきた。プラットフォームは2階部分で1階にはレストランや名店がずらりと並んでいて賑わっている。フォートナム・メイソンのロイヤルブレンドをお土産に買った。

 

この日の夕食はテイクアウト。お店はキャッシュ不可でカードのみの決済だった。

進んでるというか、不便だ!

6月27日湖水地方へ

 Am:10時前にホテルをチェックアウト、徒歩5分の地下鉄と同じところの国鉄Euston駅に向かうスマホで獲得したQRコードで、入場して指定の列車に乗り込む、乗車口の近くにスーツケースを置き指定の席に座る。約2時間半でランカスタ-(Lancaster)駅に到着、1時間ほど待って乗り換えオクセンホルム(Oxenholme )駅へ、そこでまた1時間ほど待って在来線で湖水地方のウィンダミア(Windamire)駅に向かう。

車窓からはなだらかな丘の牧草地が延々と続き羊たちの姿も見えた。雨が降り出してきた。駅からはタクシーでホテルに向かいリンデス ハウ カントリ-ハウス(Lindesh Howe Country House)にチェックインした

このホテルはピ-タ―・ラビットでおなじみの童話作家のビアトリクス・ポタ―が所有していた別荘で、その後所有者がかわりホテルになる。

6月28日(湖水地方2日目)

 ホテルの朝食は都会と違い8時からとのんびりしている。朝食後タクシーでウィンダミヤ湖畔のボウネス(Bowness)に向かい、ポタ―が暮らした農場と家がある〈 ヒル・トップ 〉を目指す。ガイドブックのMAPではボウネスの対岸にあるらしく、チケット売り場で聞くとヒル・トップ行きの4枚つづりの船&バスなどのチケットを渡された。乗船待ちで大勢の人が並んでいるのは、レイク・クルーズのほうで、我々は端っこのほうの船着き場。乗船したのは我々だけで貸し切り状態。舵を握るのが夫、助手が奥さんのようだ。

 対岸ではうっそうとした茂みの中が降り場で、徒歩3分ほどのバス乗り場へは奥さんが案内してくれた。船とバスは連携しているらしくすぐにマイクロバスは来た。ヒル・トップで降りてまず事務所に寄り、ナショナル・トラストへの通行料かチケットを渡し、通行許可の木のコインを受け取りポタ―が暮らした家を訪ねた。

ポタ―は毎年避暑で訪れた湖水地方が気に入り、絵本の収益でこの家と農場を買って暮らしたうえ、さらに自然保護のため湖水地方の多くの土地を手に入れ、遺言でそれらをショナル・トラストに寄贈している。彼女の遺骨も遺言でこのヒル・トップに散骨されたとのこと、ashという地名があるのはそのためか。

家のなかは当時のままで家具や食器などもそのまま残されていた。ポタ―の家でピーター・ラビットの世界に触れ、またバス&船でボウネスに戻る。今日はあいにく雨なので湖は濃霧にけむっていた。

 ボウネス界隈は多くの店が道の両側に並んでいて、土曜日のせいか賑わっているので、ブラブラする。フィッシュ&チップスのテイクアウトの店を見つけ、英国旅行の記念に味わうことにして購入し、ホテルにタクシ-で戻る。フィッシュは、白身の揚げたてで、アツアツなのでいただいたが、チップスのほうは量が多くて、食べ切れなかった。

6月29日旅行最終日~日本時間6月30日

 今日はヒースロ-空港を19時20分発のJALで帰国する日、ホテルを10時過ぎにチェックアウトし、タクシーでウィンダミア駅へ。来たときと同じ在来線と国鉄でユーストン駅へ戻り地下鉄でヒースロ-空港へ。

復路は中近東航路で羽田空港へは予定より30分ほど早く到着、横浜の友人とは空港で別れ京浜急行で品川まで出て、新幹線で新神戸へ、帰宅は夜の10時だった。

 

 今回の旅行では、地下鉄とバスを駆使して、あちこち思いのままに自由にロンドン観光できたのが、何より楽しかった。特に国際線のターミナル駅で遭遇した、ユーロスタ-を目の当たりにできたのが、印象的で得した気分だ。地下鉄では成人男性はもとより、若い青年も女性も我々を見ると、さっと立って席を譲ってくれたのには、そういうマナ―が身についてる、英国の国民性と歴史の深さに敬服させられた。

 最後の海外旅行のつもりだったものの、「今度はハイジの世界もいいねえ」などと、欲がでてきた。取りあえずは、来年JALのマイレ-ジを使って、北海道を旅しようと約束する。お互い、一緒に旅行できる友人がいることと、亡き夫たちにそれぞれ感謝して旅を終えた。   H/K

 

 

 

 

 

更新日:2025/07/25