私達は、あの阪神・淡路大震災の翌年、まちの復興だけではなく、気持ち・心にも「ゆとり」を持ちたいと願って、「合奏を楽しもう」の素朴な動機でこの会をはじめました。
当時の年齢で50歳前後、20名ほどの神戸大学マンドリンクラブのOB、OGとその家族が集まって、月に1~2回の合奏がスタートし、少しずつ仲間を増やしながら現在に至っています。
ほとんど自然発生的にはじまった会ですが、次第に人数も増え、ある程度の組織化が必要になり、2000年の春に<楽楽・神戸>と名前を決めて、正式に発足しました。ヨコ文字やカタカナとはせず、「楽器を、合奏を楽しもう」という当初の思いをそのまま会の名前にしたもので、正しい読み方は「ガクラク・コウベ」です。
「昔の仲間が集まって、気軽に合奏を楽しんでいる」というイメージのクラブで、現在会員数は63名(合宿会員4名を含む)、平均年齢が約70歳のおじ(い)さん、おば(あ)さんバンドです。(2018年1月現在)
毎月原則として第1土曜日、第3土曜日の午後、神戸市近辺で合奏練習の定例会、そして年に2回、1泊2日の合宿を楽しんでいます。
2年に1回の定期演奏会では、多くのご来場の皆さんと共に音楽を楽しみ、施設や高齢者大学などご依頼があれば、訪問演奏にも積極的に取り組んでいます。