2025年4月19日 練習風景


セロパート H.K さんのレポート

 

 あと1週間でGW、初夏の日差しが燦燦と降り注ぎ、桜蕊降る小径には、皐月躑躅が出番を待つかのように、蕾を膨らませ始めている。阪神「鳴尾・武庫川女子大前」を下車して、海側の地下道をくぐればすぐ鳴尾公民館。今日の一番乗りは京都から来られたK.Sさん、バス電車を乗り継いで2時間ほどかかって到着されたとのこと。受付の方が早めに鍵を渡してくれて、先着した数人でテーブルを片付け、椅子を並べ変えて部屋をセットアップする。今日の参加者は33名で定刻13:05に例会が開始。

 

〈 13:05~14:25 前半は S.Ikさん指揮で練習開始 〉

 まずは「武蔵野の秋」でAllegro(嵐)の部分を何度か手慣らし練習をしたあと、全曲通す。3/4Lento セロの旋律の部分がギターと微妙に合わず、暗譜するぐらいまで弾きこむように、セロパートに宿題が課された。

 続いて「東京ブギウギ」では、リハーサルマーク「G」と「H」のAdagio~Tempo primoへの緩急変化に重点を置いた練習をしたあと、全曲通し。

 最後は「踊りあかそう<楽楽バージョン>」。イントロの【Grave】の速さがつかみにくい。続いてリハーサルマーク「A」~「D」の【Cha Cha Cha】と「F」~「G」の【Dixie】、「H」のマーチを繰り返し重点練習。リズムが掴めてくると、弾いていて楽しい曲だ。

 

お知らせ、体操、休憩 〉

 お知らせ時間。次回5月3日AMに、運営委員会が開催される旨、議題は「栞」の付記と打楽器の管理についてとの事。久しぶりの体操はS.Oさん、狭い会場なので座ったままVersionの体操となった。休憩時間に各パートチーフが招集されて、廊下でmeetingがあり、KTC訪問演奏の人選と選曲の確認であった。

 

〈 14:50~16:20 後半は S.Imさん指揮で練習開始 〉

 コンサートの最後の候補曲が、新譜配布された。「月に寄せる歌」はドヴォルザーク作曲のオペラ「Rusalka」の歌曲、S.Imさんがマンドリンオーケストラ用に編曲されたもので、アリア部分は主にドラに歌わせている。

 リハーサルマーク「C」~「D」を何度も重点練習したあと時間をかけて丁寧に全曲通しを3回ばかり。

さて選曲委員会はこの曲をコンサート曲に採用するか?興味深々。

 続いての「歌の翼に」は、ハイネの詩に、メンデルスゾーンが作曲した歌曲を、中川信良さんが編曲したもの。リハーサルマーク「2」の1st Mと2nd Mによるアルペジオ部分、1回目はバラバラだったが、2回目はばっちり合った。ドラが入ってくる5小節目の特徴的なメロデイはpだが、もっと自己主張するように弾いてほしいと、指揮者の指示。

 最後は「ニュー・シネマ・パラダイス メドレー」中川信良さんの編曲だ。リハーサルマーク「C」のpを意識するよう指示があり全曲通して例会は終了。

 

 アフターファイブは、近くの串カツ屋で11本おまかせセットと中ジョッキーで反省会、麦酒がうまい季節となりました。

 

更新日:2025/04/22