2024年7月6日 練習風景


マンドリン・パート A.N さんのレポート

 

「梅雨晴れ」の一日、久しぶりの御影公会堂に38名の仲間が集まりました。

 

 

〈 13:05~14:20 S.Imさん指揮で練習開始 〉

まずは今枝さん指揮、なんと3曲とも新曲です。

①「宵待草ラプソディ」 (作曲 武藤理恵 )

 お馴染みの日本歌曲「宵待草」を武藤理恵さんがマンドリン合奏用に編曲され、

途中、手を変え品を変え、リズムや速さが面白く変わっていきます。

これは単なる編曲では無いなぁ~と思っていたら、さすが「作曲 武藤理恵」

となっていました。

②「ニュー・シネマ・パラダイスより愛のテーマ」

                 (作曲 A&E.Morricone、編曲 中川信良)

 映画好きの私の中でも5本の指に入る「ニュー・シネマ・パラダイス」

全編を通していろいろな「テーマ曲」が流れますが、その中の「愛のテーマ」

もちろんこれが一番有名で素晴らしい曲なのですが、

他にも「ニュー・シネマ・パラダイスのテーマ」「初恋」「トトとアルフレード」

「自転車のテーマ」など胸キュンです。

中川信良先生がご存命だったら、是非メドレー版を作ってほしいとお願い

したいところ。

大人になったジャックペランもかっこいいのですが、なんといってもトト少年が

可愛すぎる。

 

                  

 

③「古風なセレナータ」(作曲 Amedeo Amadei)

 「メヌエット」と「ガヴォット」に分かれていて、今日は主に「メヌエット」を

練習しました。

皆さん初見で、リズムが取りにくいところはフルートの N.Mさんに助けられました。

さすがです。

曲は「アマディ」らしく、マンドリンに合った可愛い曲でした。

 

〈 14:20~14:40 Y.Oさん指揮で練習開始 〉

お試し指揮者お二人目、セロパートの Y.Oさんです。

曲は「二つのギター」、懐かしいロシア民謡、楽しく弾けました。

それにしても「お試し(初めて)」とは思えない、流暢な指揮でした。

 

〈 14:40~15:10 お知らせ、体操、休憩 〉

・ 運営委員補充については20回生の Y.Oさんが手を上げてくれました。

 今までに無いコンサートにしたいという意欲をお持ちで、今後どうなるのか

 楽しみです。

・ お試し指揮者、今後も募集しますので、振るって参加を。

・ M.N さん夫妻の退会とか K.Tさんの休会?とか寂しい報告が続く中で、

 以下、嬉しいニュースが入ってきました。

 マンドリンパートの 原田 亮さんが「瑞宝双光章」を受けられたそうで、

 ご夫妻揃って皇居まで授与式に行かれました。

【原田さん、おめでとうございます!!!】

 

〈 15:10~16:25 S.Ikさん指揮で練習開始  〉

合奏後半は S.Ikさん指揮です。

①「微風(そよかぜ)」(作曲 武井守成)

 この曲に取り組んでから既に半年ほど経っていますが、何回弾いても飽きの

来ない良い曲ですね。

弾く度に新しい発見があり、心地よい気持ちに浸されます。

②「東京ブギウギ<楽楽バージョン>」(作曲 服部良一、編曲 遠藤幸夫・池上三郎)

 難しいブギウギリズムの上に細かい早弾きがあり、最初は四苦八苦していましたが、次のように開き直りました。

速くて弾けないところは適当に(指揮者に叱られそうですが)、

小節の頭をしっかり合わせ、ノリノリのリズムを崩さず、

身体が自然に動くように楽しんで楽しんで。

そうすると身体もルンルンと動き、自然と笑顔に。

 

 今日も心地よい疲れとともに、「達成感」「充実感」に浸りながら、

家路につきました。

 

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              楽楽の”おあしす”タイム

 

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「ドラ・パートの K.Nさんが参加されておられます地元のマンドリンサークルの

演奏会が初めて開催され、サークル全員で今までの成果を披露されました。

演奏会への想いと感想を投稿頂きました。(HP担当)」

 

**「松原ギターマンドリンクラブのファーストコンサート」と私(K.N)**

 

 私がこのクラブにお世話になったのは、4年前の2月です。前年末に、数年参加していたボランティアサークルが解散になり、同クラブの楽楽会員のOさんとTさんの縁で入会できました。丁度その年に、コロナの世界大流行が始まりました。それからは楽楽・神戸も大幅な活動制限がありました。松原ギターマンドリンクラブも、同じ活動制限がありましたが、会員数が元々20名以下と少なかったため、練習回数はそれ程減らなかったと思います。但し、参加者は少なかったです。

 入会当初は、クラブ員も少なく、初心者の方が多く、練習曲も歌謡曲や唱歌など優しい曲が中心でした。コロナ禍の収束後は、市の音楽祭などのイベントへの参加も増え、発表曲も同様に増えてきました。またイベント終了後に、入会者が増えたのはうれしい限りでした。シルバー世代は音楽に飢えていますね。皆、様々な経歴を持った人々の集まりになりました。

 初心者の多いクラブですが、イベント出演が増えるごとに、少しずつ技術も向上してまいりました。そして、前年の音楽祭で演奏した「古戦場の秋」では、自信が付いたようです。指導してもらっているH先生からも、「自前の演奏会の夢が出来た。」と言われましたが、こんなに早く実現するとは思いませんでした。

 演奏会の開催決定後、クラブ員の参加率も大幅に増え、意気込みも違ってきたようです。このクラブには指揮者がいないので、曲の出だし、速度変化、強弱、終曲の部分などは、Oさんの指導も大変だったと思います。また、メンバーも経験者を除き、20曲弱の曲数の演奏も初めてで、大変であった事でしょう。

 6月2日の演奏会の会場は、松原駅前の商業施設の3階のイベント会場でした。前月の文連祭(市の文化クラブの発表会のようなもの)で、20分の演奏をした同じ会場です。会場は入場定員が100名で、舞台もありましたが、とても狭いため使用せず、観客と同じフロアに演奏ステージを配置しました。従って、観客との距離も近くなり、観客にとって親近感のある形式の設営になりました。今回の演奏会は、2部形式で行われ、休憩時間中は、お菓子とお茶のサービス、そして有志によるアンサンブル演奏が披露されました。この様な形式は、楽楽・神戸でも未経験の演奏会様式でした。

 開場時間になり、メンバーは着席して、観客を迎え入れました。観客が続々と入場して来て、恐れていたことでしたが、客席が満杯になってしまいました。急ぎ、控室などの椅子を搔き集めて、何とか充当することができました。30名以上オーバーしていたようです。私の家族も、知人も、目の前に揃って着席しておりました。

 Oさんの合図で、Ⅰ部の演奏が始まりました。先ず、二曲を演奏し、続いて部長挨拶、そしてNさんの曲紹介で、進行が進められました。Ⅰ部は、「リズムに乗せて」をテーマに、世界のポピュラーな曲を並べました。合間には、観客から大きな声援も、飛んできました。

 Ⅰ部が終わり、休憩時間に入ると、H先生、Oさん、私など6名の選抜メンバーが、アンサンブル演奏を行いました。観客の方々にも、自由に歌ってもらい、他のメンバーには、お客様に、お菓子とお茶を提供してもらいました。演奏中、私の孫がステージを走り回っていたのには苦笑してしまいました。演奏後は、知人との談笑も出来、和やかな休憩時間になりました。

 次に、「ふるさと日本」というテーマで、Ⅱ部が始まり、日本を代表する懐メロを演奏しました。最後は、名曲の「浜辺の唄」で締めくくりました。アンコール曲は、「瀬戸の花嫁」で観客との大合唱で、演奏会は大盛り上がりのうちに、終了しました。

 終了後の打ち上げでは、緊張が解かれ、達成感の感動からか、メンバーが嬉々とした表情で、大いに盛り上がったのが、嬉しかったです。初めてのメンバーも、演奏前は尻込みしていましたが、演奏会の達成感には、大いに満足したようです。この演奏会に、Tさんが病気のため参加できなかったのが、唯一悔やまれます。

 私の家族や、ボランティア合唱団の知人たちにも、概ね好評で、楽しい演奏会だったようです。演奏レベルは、楽楽・神戸とは比べ物にはなりませんが、「我々の年代にとっては、この様な演奏会もありではないか」と、思いました。このクラブに入会した頃からは、信じられないほどの成長に今、私は感動し、改めてこのクラブを愛していることを実感しました。(もちろん、楽楽・神戸も)

 余談ですが、孫の子守には注意してください。一度はマンションで警察官が、二度目は私の一軒家の自宅で、市の児童虐待係?の職員2名がやってきました。孫は3歳ですが、ママッ子で娘から離れると大声で泣き叫びます。このご時世、直ぐに通報されます。孫には、一杯プレゼントしているのに、泣きたいのは我々夫婦ですよね。

  

 

 

 

 

更新日:2024/07/12