2024年5月18日 練習風景


マンドリン・パート H.K さんのレポート

 

 今日は全国的に気温が高くなるという天気予報でした。JR芦屋駅でIさんと出会い、一緒に徒歩10分ほど歩いてやっと芦屋市民センターに着きました。「音楽室は〇階」という表示がなく、何度も練習に来ているのに、意識してなくて知りませんでした。尋ねると2階でした。

 4月から電子開錠となっており、時間にならないと開けられないため、しばらく待って、練習会場である音楽室の鍵が開き、みんなで椅子を出して準備をしました。

 

〈13:15~ S.Ikさん指揮で練習開始〉

 最初に、「マイクの口に当てる方向によって、聞こえにくくなることがあるので、持ち方に注意しましょう。」という話が指揮者からありました。みんなにしっかり話を聞いてほしいという熱意から気づかれたのでしょう。

① 「カヴァレリア・ルスティカーナ」(P.Mascagni 作曲)を演奏。

 強弱に気を付けながら、ゆっくりと弾くことができました。2回目は徐々に大きく、小さくするところにも気を付けて弾きました。

② 2曲目は「微風(そよかぜ)」(武井守茂作曲)

 この曲は速さがアンダンティーノ、アレグレット、レント・・・と変わるし、転調してが5つも付いている部分もあり、注意しながら弾きました。でも、やり直しもなく皆で気持ちよく弾けました。

③ 次は今日のメインの練習曲、「東京ブギウギ」(服部良一作曲、遠藤幸男・池上三郎編曲)です。

 G部から拍子木に合わせて手拍子、演奏と何回か練習しましたが、わたしはなかなかついていけません。始めの方の A部は速いし、3連音符もあります。「この曲を皆で楽しく弾けるように練習しよう。」と思いました。

 

〈14:20~ Y.Kさん指揮で練習開始〉

「Loreley-Paraphrase」(J.Nesvadba)

 「今日は少し速くします。」ということで演奏を始めましたが、途中で合わなくなり、やり直しました。指揮者の Kさんはセロパートのため、セロのもう一人の Kさんは一人で頑張って弾いていました。指揮もだんだん慣れてこられて分かり易かったです。

 

〈14:40~15:10 (お知らせ、体操、休憩)〉

・5月6日の運営委員会の議事録が、事務局から5月13日付メールに添付されていますので、見てください。

・第10回コンサートにフルート奏者として参加してくださった N.Mさんが、都合の合う時に例会に来て下さることになりました。M.Nさんが連絡をしてくださいます。

・S.Oさんの指導で、座っていて硬くなった体をほぐす体操をしました。

・今日は暑くなるという予報で冷房が入っていたようで、後半の練習では上着を着て練習しました。

 

〈15:10~ S.Imさん指揮で練習開始〉

 指揮に入る前に、 S.Imさんから「14回生数人で、元ドラパートの K.Iさん(最近まで楽譜担当)を訪問しましたが、お元気にしておられ、コンサートのCDなどをよく聞いておられる。」という現況を話してくださいました。

①「微笑がえし」(阿木燿子作詞、穂口雄右作曲)

 繰り返しが2回あるが、今日は1回減らして練習をすることになりました。キャンディーズの曲でよく知っているのですが、リズムが難しく、わたしはなかなか弾けませんでした。   盛り上がるところと、 p のところに気を付けて弾くように指示されましたが、わたしはまだまだ練習が必要です。

②「Begin The Beguine」(コール・ポーター作曲、平吉功樹編曲)

 何か所かある3連音符が速く、しかも がたくさん付いているのです。速さはあまり変わらずいい曲ですが、「これも練習が必要」と、思いながら弾きました。

③「アベ マリア(グノー)」(バッハ/グノー、中川信良編曲)

 最初と途中、最後のギターのアルペジオがいいですね。この曲は気持ちよく弾け、今日の例会は終わりました。

今日の出席者は31名でした。

 

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              楽楽の”おあしす”タイム

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   *手話を学んで*     

           投稿者 20回生セロパート Y.O さん

 

 『”見える“「第九」をベートーベンに届けたい』(5月5日NHK Eテレ)をご覧になった方はおられますでしょうか。音の聴こえない子供たちが、ウィーンの国際会議の場に招かれて「第九」を演奏するというドキュメンタリーです。

 私は昨年の春から一年間、松原市の手話講座を受講し、続いてこの4月から“まつかぜ”という市の手話サークルに入会しました。

 手話を始めるに特段のきっかけがあったわけでなく、単に興味を覚えたのでというものでした。音が聴こえず話せない人を「聾者(ろうしゃ)」、私たち日常の会話ができる人を「聴者(ちょうしゃ)」と呼びます。

 受講生は聴者、ろうの先生と通訳の人の指導で講座が進められます。毎週金曜日夜の講座には約20名の人が参加されていましたが、男性は私とお寺の住職さんの二人、多くは福祉関係・サービス業に携わる女性でした。年齢は10代~60代と層が広いですが、私がダントツの高齢でした。“まつかぜ”も同様に約40名の部員の中で男性は二人です。

 私はそれまで「手話」は文字通り、手と指でコミュニケーションをとる手段と思っていましたが、勉強を始めてすぐに認識を改めることになりました。

 手話は見る言語。顔の表情・手の動かし方の強弱や方向など、表現豊かなコミュニケーションの方法であることを理解するとともに、手話の表現力を学ぶことは、私たち聴者同士の会話でも大切であると思います。

 冒頭の「第九」を歌ったのは<ホワイトハンドコーラス>という団体で、声を出す「声隊」と白い手袋をはめて手歌を表現する「サイン隊」が一体になって演奏します。YouTubeで活動の様子、第九演奏の一部を知ることができますが、子供たちの表情が何と明るくすばらしいことでしょう。聴こえなくても音楽を楽しむ、ベートーベンを感じるという喜びにあふれています。

 2025年東京で「デフリンピック」が開催されます。デフはDeaf、英語で耳が聞こえない人。Deaflynpicsは、ろう者のためのオリンピックで1924年から4年に一度開催されており、来2025年11月、初めての東京大会です。

競技ルールの説明、スタートの合図、チームプレーの連携など、競技をするろう者、サポートする聴者、さまざまに工夫が必要です。

 手話サークル“まつかぜ”の積極的な人たちの中に混じって、自分の拙い表現力で大いに恥をかくことを学んでいるこの頃です。

 以上

 

今回は、Y.Oさんが最近興味を持って臨んでおられる「手話」をテーマに おあしすタイムに投稿いただきました。他の方でも、趣味としてやっておられることなどを、皆さんにお話しいただけないでしょうか。HP担当としまして、皆様の投稿を心待ちにしております。(K.N)

 

更新日:2024/05/23