2023年4月1日 練習風景


 

ドラ・パート N.Kさんのレポート

 

半年以上も休んでいたでしょうか?

久々に出席しました。

 

前半はS.Ikさんの指揮で組曲「山の印象」,「レナータ」,「神様のカルテ」でした。

「山の印象」と「レナータ」は久しぶりなので半分ぐらいは忘れていました。

「神様のカルテ」は全く知らない曲です。

しかし、作曲者は辻井伸行なのできっと最近評判になっている曲なのでしょう。

 

休憩時間にS.Oさんが4月から復帰されたと紹介がありました。

また、次の例会は六甲保養所なのでバスの乗り場が2ケ所あるのでだれがどちらから乗るのか、確認がありました。

その他にも話が有ったかもわかりませんが忘れました。

 

後半はS.Imさんの指揮で「瑠璃色の地球」、「What a Wonderful World」、「パリは燃えているか」でした。

ずっと昔にコンサートの曲に「青い地球は誰のもの」と「瑠璃色の地球」を私が希望したことがありました。「青い地球は誰のもの」は幸い採用されましたが、「瑠璃色の地球」は不採用でした。

S.Imさんは松田聖子の曲を演奏会で取り上げるわけにはいかないだろうとおっしゃっていました。私は松田聖子が歌っている曲とは知らなくて、器楽演奏を聞いて良い曲だと推薦したのでした。今回は採用されて、感慨深いものがあります。松田聖子も「古典」の部類に入ったのかもしれません。

「パリは燃えているか」は私の好きな曲です。加古隆による演奏には感動させられます。

この曲を弾きたいと例会に戻ってきました。しかし、S.Imさんの意図は早く戦争が終わって欲しいのでしょう。音楽は時代とともにあるということを感じさせられます。

 

 

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               楽楽の”おあしす”タイム

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                       昨年 ”楽楽・神戸 誕生秘話” を掲載しましたが

          14回生 Nさん夫妻にその続編をお願いしました。

 

            1st Concert 想い出エピソード

 

*始まりはここ

 

  2000年に<楽楽・神戸>として始めて奈良県山添村での「山添コーラス・サマーコンサート」に賛助出演。その後「灘の楽芸会」に何度か参加しましたが、ステージに上がり演奏を聴いて頂く快感、何十年前の現役時代を思い出し、できたら私たちも自主公演を持ちたいという声が上がってきました。

   その声は次第に大きくなり、ついに2004年の新年会で具体化されました。

 

*どんなコンサート?

 

 自主コンサートをするかどうかを検討する中では、開催に慎重、あるいは消極的な考えも出されました。例会で合奏するのが楽しいのであって、別にコンサートをしたいとは思わない、という意見もありました。

     そんな中で印象に残ったのは、A.Kさんからの次のような意見。

人様に聴いてもらおうなどという大それたことやない。毎月2回、いそいそと出掛けていって一体何をしているのか、連合いや子、孫にいっぺん見てもらいたいんや

 

          いわば「ファミリーコンサート」ですね。

 この思いは多くの会員の共感を呼んだと思うし、実際にアットホームな雰囲気の会に繋がったのではないでしょうか。

 

*企画委員会誕生

 

 企画委員はK.Tさん、N.Mさん、K.Iさん、Y.Iさん、K.Fさんの5名と

                           オブザーバーにR.Iさん

          2004年3月12日第1回企画委員会開催

 その後本番までに10回以上会合を持ち、コンサートの主要部分を決め、みんなを

 引っ張ってくれました。

 

             《企画委員のみなさん(立っている5名)》

 

*苦労した会場押さえ

 

 候補に上がった数カ所の会場に出向き規模などを調べ、いくつかを仮予約するなど

 して、最終的に 2004年12月12日(日)東灘区民ホール(うはらホール)に決定

 

コーサートは3部制

 

     第1部 伝えたい日本の歌  指揮 S.Iさん

       「浜辺の唄による変奏曲」「黒田節変奏曲」

       「荒城の月を主題とせる二つのマンドリンのための変奏曲」

             (マンドリン・ソロはY.KさんとM.Tさん)

       「ファンタジア九州(抄)」

 

     第2部 マンドリン・ソロの魅力  マンドリン・ソロ 大西功造さん

       「クリスマスの歌」「祈り」「前奏曲第10番」

       「マンドリン協奏曲ハ長調」

         神戸大学マンドリンクラブの後輩で、若手プロマンドリニストの

         大西功造さんが、快く賛助出演してくださいました。

 

     第3部 マンドリンオリジナルの世界  指揮 K.Fさん Y.Kさん

       「ムーアのグラナダ」「ジプシーの心」「熱情」

 

     アンコールは時節柄ということで「クリスマスソング・メドレー」

 

    ・会員の娘、F・順子さんが全部を通してパーカッションで賛助出演

     また「熱情」はM.Iさんがピアノを弾き、奥深い合奏になりました。

 

    ・今思えばなんと欲張りな内容でしょう。みんな若かったのですね。

 

*チラシ、チケット、プログラム表紙の絵は

              神戸大学美術科卒(凌美会)堀口聖子さん

  「神戸、海沿いの町、舞飛ぶマンドリンオーケストラ」壮大なスケールです。

     その後8th Concertまで素晴らしい絵を描いてもらっています。

              《プログラムの表紙絵》

 

*手作りのチラシ、チケット、プログラム

  堀口さんの絵を元にチケット、チラシ、プログラムの表紙等S.Iさんのデザインで

  作成印刷し、みんなでカットしたり、折ったり、閉じたりして手作りしました。

*衣装 女性は上品なシルバーグレイの衣装で揃えました。

*後援 兵庫県/兵庫県教育委員会/神戸市/神戸市教育委員会

*JASRACにもちゃんと届け出しました。

           (入場無料の会ですから著作権料の支払いはなし)

*新聞に載りました。(2004年12月7日付け産経新聞神戸版)

 

             《産経新聞神戸版の紹介記事》

 

*当日は全員役割が与えられ、みんなで作り上げたコンサートでした。

*昼食は会員R.Iさんの息子さんが経営する“Shin’s BURGER”のハンバーガーセット

      本格的な手づくりアメリカンバーガーを味わい:元気もりもり。

*写真撮影、ビデオ撮りもそれぞれ会員の息子が担当

 

大きな誤算(?)は観客が溢れかえったこと。

 開場時刻の随分前から入場待ちの人の列が伸びていき、うはらホールを出てJR住吉駅への接続通路にまであふれて、周囲に随分ご迷惑を掛けてしまいました。折角来ていただいたのに入場できない方も出て、本当に申し訳ないことでした。思いがけず私達の「集客力の高さ」を知るとともに、大きな反省材料にもなりました。

 

いよいよ本番開始!

 緊張しながら舞台の両袖から入場を始めた途端、かわいい女の子の「オバアチャーン!」という声が響き渡り、会場の雰囲気が一気に和みました。声を掛けられたそのお婆ちゃんも笑顔で手を振って応えていましたよ。まさにファミリーコンサート!

 

*当日お手伝い頂いた方々

 ・司会 笠井悦子さん(明朗会) ・受付-神戸大学マンドリンクラブ現役生

 ・撮影-室谷信彦さん、長嶋保行さん ・楽器運搬-K.Wさんのご主人

                              和田成生さん

                                      《本番前の記念集合写真》

            《舞台全景(大西プロとのコンチェルト)》

 

演奏の出来、不出来はさておいて

 大きな事故もなく最後の「今日の日はさようなら」を弾き終えて1st Concertは幕を下ろしました。音響、照明担当の総舞社さんをはじめ、このコンサートに関わってくださったすべての方々に感謝!

 

 

*打ち上げは、うはらホールの国道を挟んだ斜め南側の中華料理「青珉」にて。

 初めての自主公演が盛況のうちにつつがなく終わったことを盛大に祝いました。

 

*アンケート結果

     回答者数253名という高回収率、概ね好評、好意的な回答でした。

    第1部-「ファンタジア九州(抄)」が圧倒的好評

    第2部-ほとんどの感想が「さすがプロの技、文句なし」というものでした。

    第3部- やはり本格的な曲はいいですね。パワーをもらいました。

 

        以上1st Concertを振り返り書いてみましたが

    あれから19年、今年の第10回コンサートはいかになりますやら・・・

 

      初心忘れず 暖かい良いコンサート になるよう祈っています。

 

更新日:2023/04/10