2022年7月16日 練習風景


 

マンドリンパート H,Kさんのレポート 

 

            芦屋市民会館 多目的室にて

        朝から曇り空で、家の事情で3回も欠席したので

          弾けるだろうかと心配で気持ちも明るくない。

 

1、前半はS,Ikさん指揮で、わたしはセカンドである。

 

・まず、「丘を越えて」

  指揮者から華やかさを出すために少し速く演奏したいという話があった。わたし

  はなかなかリズムに乗れないでいたが、何回か練習するうちに全体としていい曲  

  に仕上がったと思った。

・次は「古戦場の秋」

  指揮者から「指揮をよく見て合わせてください。2のところは粘りすぎないよう

  に。4からは速くなります。」という話。学生のころに弾いた曲で印象深い曲で

  ある。なかなかいい出来栄えだったと思う。

・3曲目は「栄冠は君に輝く」

  まず、みんなで3番まで歌を歌った。なかなかいい歌詞だなあとか、朝ドラを思い

  出しながら歌った。指揮者から「強弱は3小節のところだけで、Gからは歌詞の

  3番になるので遅くなります。」と説明があった。何回か練習をし、最後は歌の速

  さで演奏した。若者の気持ちになれるいい曲だなと改めて思った。

 

 休憩時間

 

・まず、Oさんのリードで手足、全身と体をほぐした。

  椅子に座っていて腰の辺りは固まっていたのがだいぶ軽くなってすっきりした。

・次は、代表のI.Y氏の運営委員会の報告。

  11月に部内演奏会をする。誕生月で2つのチームに分ける。

  宿泊を伴う合宿はしない。日帰りで練習と親睦会をする。

  第10回演奏会は来年秋に「うはらホール」でする。

  詳しくは議事録を配信される予定だそうで、それを読んでください。

 

2、休憩10分で、後半はもう一人のS,Im氏の指揮、わたしはファーストである。

 

・まず「ひまわり」を弾く

  聞きなれた曲で、ひまわりが一面に咲く景色を思いながら気持ちよく弾けた。

・次は「君をのせて」

  これも聞きなれた曲で、ちょうどいい速さで高音のところも何とか弾けた。後半

  はメロディを弾いたので弾きやすく、クライマックスはフォルティシモでピタッ

  と合った。

・3曲目は難しい「弦楽セレナーデ」である。

  今日はCからを中心に練習した。速さはゆっくりだが、16分音符が多く、しかも

  #が4つもついている。高音が多く指使いも難しく弾くのに必死で、曲全体がよ

  くわからない。練習したら弾けるようになるのだろうか?もやもやした気持ちで

  終わった。

・最後は「パリは燃えているか」である。

  さっきのもやもやした気持ちがすっきりした気持ちになり、気持ちよく練習を終

  わることができた。この曲を最後にした指揮者の気持ちがよく分かった。

  何回か練習をしているのに、家に帰ってから「この曲はどんな曲?」と思い、改

  めて指揮者が書いておられる解説を読んだ。「映像の世紀」のテーマ曲で戦争の

  記録映像と重なるとき圧倒的なスケール感が胸に迫ります。と書いてあった。

 

          芦屋では雨は降らなかったようであるが

         垂水区の家に帰ってみると地面が濡れていた。

 

 

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               楽楽の ”おあしす” タイム

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       マンドリンアンサンブル<楽楽・神戸> 誕生の秘?話

                 ーその3ー

 

           21世紀を迎えようとしている年の暮れ

      何故、何時そうなったのか、詳しいことは記録にないのですが

 ”楽器を楽しもう会”というヒヨコが成長して、狭いゲージに収まらなくなったのか

   初めてのコンサートも決まり、愛称を名称にして対外的にも使えるものにしよう

             (これ想像)という事になり

           全員から名称を募集することになりました。

 

                  応 募 案

  

         マンドリンアンサンブル”シャル” Shall   11票

           以下マンドリンアンサンブル省略     「楽楽会」  2票

                     「楽楽倶楽部」  2票

                  「楽楽倶楽部・神戸」  4票

                     「楽楽・神戸」  20票

                ”コンプリオ”(生き生きと)  10票

                 ”アマビーレ”(愛らしく)   9票

             ”コン・アモーレ”(愛情をもって)  5票

                 ”ノヒルメンテ”(高貴に)  2票

             ”エチルド”(ドルチェの逆さ読み)  4票

          ”ゴレーデ デラ ムジーカ”(音楽を楽しむ)  0票        

           ”ムジーカ ピアテェボーレ”(楽しい音楽)  1票

             ”マンドリナータ”(マンドリンの)    10票

                   ”ロマンツァ”(ロマンス)  8票

              ”楽カ楽チャ”(らくからっちゃ)  1票

               ”楽KA楽CHA”(らくからっちゃ)  0票

                  ”楽RAK”(がくらっく)  0票

      アンサンブル”パストラーレ イン コウベ”(牧歌的)  5票

 

                 以上の結果

 

           「楽器を楽しもう会」が マンドリン アンサンブル<楽楽・神戸>

               と進化いたします。

    読み方は、正式には「ガクラク」、演奏の理想としては「ラクラク」

      決して「ガクガク」にならないように の注釈付きでした。

 

       以上で 楽楽・神戸> 誕生前秘?話は終わりますが

 

 

           ”楽器を楽しもう会”の活動がきっかけで

        楽楽・神戸として初めてのコンサート出演になった

               「山添コーラス  サマーコンサート2000」

                                               を紹介します。

 

      前日の7月22日(土)ココス三田研修所で直前合宿を行い、

            翌朝全員で会場に向かっています。

 

                   直前合宿の練習風景

 

   当日の予定                当日の係諸々

 

  6:30 起床・朝食             合宿会計:A.Nさん、楽楽・神戸会計:H.Kさん

  7:30 ココス研修所出発          諸々購入:酒類 A.Kさん おやつ Y.Kさん

10:30 山添村ふるさとセンター到着          朝食用パン A.Nさん 牛乳 E.Iさん

               調弦、ステージ設営         山添コーラス対応:A.Nさん

11:00 <楽楽・神戸>リハーサル      助役・若林さん対応:T.Oさん

12:00 昼食 着替え 最終調弦       アイロン係:K.Tさん(合宿でできた皴を伸ばそう)

 

 

        山添コーラス

       サマーコンサート2000

 

  ~マンドリン&ギター&フルートの調べとともに~

 

    2000年7月23日(日)PM2:00

  山添ふるさとセンター”ふれあいホール”

 

      主 催: 山添コーラス

      後 援: 山添村教育委員会

           山添村文化協会 

 

 

 

                 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                   立派な会場にびっくり!

 

                

                 プログラム

 

1. 山添コーラス             3.山添コーラス  

      しゃぼん玉                この空を飛べたら

      風                    上を向いて歩こう

      ナウシカのレクエイム           秋 桜

      トトロメドレー              ラブ ラブ ラブ

 

2.ギター&フルート演奏         4.マンドリン演奏

   ♪ラスティ サウンド リバイバル  ♪マンドリンアンサンブル<楽楽神戸>            

      THE VERY LAST DAY           浜辺の唄

      悲しみのジェットブレーン         川の流れのように

      ジャンバラヤ               旅愁の主題による変奏曲

      コットンフィールド            ファンタジア九州

      タイムアフタータイム      

      卒業写真

      花

              

 

 

                                       

 

 

 

 

 

 

                                    5.みんなで歌いましょう

 

                  山添村歌

                  ふるさと

 

              

               <楽楽・神戸>出演者

      指 揮:横浜のY.Sさん  コンサートマスター:Y.Kさん

      演 奏:27名 この中に9回生城崎のT.Tさんや11回生T.Hさん

              横浜のS.Sさんの名が見られます

 

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   以上が20世紀最後の数年間を”楽器で楽しんだ”仲間たちの記録の一部です。

 

         多くの方々から資料や助言をいただきましたが

     不足していること、間違っていることなど多々あると思います。

  引き続き修正を加えていきますので、皆さんからの情報をお願いいたします。

            (楽しかったことに限定して)

 

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  マンドリンアンサンブル<楽楽・神戸>の創設期に、私たちに刺激を与え

 きっかけを作ってくれた横浜の14回生Y.Sさんから投稿をいただいています。

 

            私設「楽楽神戸」誕生秘話

 

 歳八十前後になって今もなお、楽器を車に積んであちこち走り回れることを健康の大切さと同時に、改めて幸せに思うこの頃です。

 七年前に見知らぬ田舎の町に来て、孫や子の世代や地元・伊豆の有識者の方なんかと交流が持てるのも、マンドリンやギターをずっと続けてきたおかげです。続けていなかったらと思うとゾッとしますね。

 ところで”楽楽神戸”の誕生のキーワードは「バブル崩壊」「震災」「トキメキ」ですが、私のマンドリン人生に少なからず因縁があり、その接点から記憶をたどることになります。

 

 私事になりますが、時代は遡ってバブルの弾けた1990年代には、いわゆる”企業戦士”と呼ばれるガムシャラな時代から大きく世の中が変化し、社会貢献が企業の評価に直結した我が世の春を迎えました。

 

 つまり、バブルが崩壊のおかげで私が横浜で主宰していた”マンドリンアンサンブル・パストラーレ”も表舞台で活動できるようになり、挙句の果ては横浜からほぼ全員を引き連れて神戸産業振興センターホールで「第15回定演神戸公演」が実現しました。その際にお手伝いいただいた神戸の14回生を中心とする皆さんに対するご恩は忘れるものではありません。

 

 あの忌まわしい阪神淡路大震災の三か月前でした。

 

 

 実は”楽楽神戸”の誕生の兆しは、明らかにこのお手伝いの時から始まっていたの

です。「トキメキ」が蘇ったのです。

 その震災の年のクリスマスに15回生である妻の地元・播磨町の西小学校PTAから20周年記念行事にパストラーレが招かれて、有志が再び横浜から参加させていただきました。今度は一年前にお世話になった方々にお手伝いではなく、演奏に参加していただけないかお声をかけて、元町の県民会館の一室で前日練習を合同で行いました。

「トキメキ」が徐々に蘇りました。本番のステージでは子供たちの笑顔を楽しむと同時に楽器の感触が完全に蘇っていました。

 

 

 明けて1月に14回生を中心に当時の有志が楽器を持って集まり、その後瞬く間に

三田の合宿へと突き進んでいったことは、百周年記念誌で述懐されている通りです。

私にとってこの合宿を含め黎明期に参加できたことは誇りであり人生の一頁でした。

 震災に気持ちが沈んでいた年に「このままではいけない、元気を取り戻さなければ」と奮い立とうとしたタイミングに沿うように、演奏会出演という形で「トキメキ」を引き出せたことに私自身も嬉しい限りで、マンドリン人生のおかげだと自負しています。

 

 あれよあれよという間に”楽楽神戸”は大発展を遂げましたが、残念ながら旅立たれた方もいらっしゃって、その誕生秘話を今記しておきたいとのお話を頂戴し、とりとめもなくしたためました。

 

      ”楽楽神戸”のますますのご発展を祈りつつペンを置きます。

 

              あヽ良き時代だった!

更新日:2022/07/23