2022年4月16日 練習風景


 

フルートパート M.Mさんに代わる代筆さんのレポート

 

 以前に使ったことはあるものの久しぶりの「芦屋市民センター音楽室」、勝手がわからず椅子の配置やマイクの設置にずいぶん手間取り開始が遅れてしまう。今日の例会はいつもと違う内容でビデオ撮りなどもする予定、I代表から手順の説明のあと前半の練習が始まる。

 

 S.I指揮者で「お別れ会」演奏予定4曲の全員合奏。

 

当日の曲順通り「マイ・ウェイ」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「マンドリン・セレナーデ」「山の印象  第一楽章」を順に合奏する間、定置ビデオカメラで全員合奏の様子を録画。Nさんに各パートが映るよう時々カメラの向きを変える操作をしてもらう。この録画は「お別れ会」当日に会場で放映することになっている。

 

 お知らせの時間は事務局からの連絡事項のあと、SさんのMCで「誕生日スピーチ」

 

3月生まれ4名、4月生まれ3名が順にお話しされたが、各人各様の内容で隠れた人物像が明かされ、なかなか興味深いものがあった。当日は3月生まれの方が3名欠席されており次回以降に順延されるが、活動会員50名中3月生まれは7名と「大勢力」という意外な事実も判明。

 

 休憩時間の後半は、楽譜入力に尽力されている休会中のIさんSさんへのビデオレター撮り。パート別に前に出て一人ずつカメラに向かって一言、

内容についていくつか約束事があるのだが開口一番NGを出す人が続出、なかには2~3回連続NG出す人もいて爆笑の渦。

 

 後半は「お別れ会」出演者のみの合奏、少人数のアンサンブルもなかなかいいもんだなと思わせる秀逸の合奏で例会を締めくくった。

 

 

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                楽楽の ”おあしす” タイム

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        前回に引き続きKUMC9回生田中照晃さんからの投稿です

 

             人生と写真 その2

 

   今回は趣味の中で一番遅く始め、最近熱心に取り組んでいる写真について

                 報告します

 

 教職の仕事を60歳で退職し、その後城崎町教育長を66歳まで勤めました。写真を始めたのは67歳になって但馬文教府の「みてやま学園」に入り、写真家の狩野清道先生に写真を学び教えて頂いたのがきっかけです。

 それまでカメラで写真を撮ったことは無かったのですから大変でした。それまでの人生の経歴は全て捨てさり、多くの写真家の人に謙虚に教えてもらい、聞いたことはメモを取りながら学び取っていきました。

 

 狩野先生が作られた「但馬ネイチャーフォトクラブ」の写真グループに入り、切磋琢磨され写真の魅力に取り憑かれました。豊岡市展写真部門での特別招待作家の二位岡野さんの言われた「写真には三種の神器が入っていると良い作品になりますよ」という言葉を心の支えにしています。

 これまで但馬を中心に、自然の風景に魅せられ、感動できる写真を目指して我無沙羅に取り組んできました。一生懸命にやっていると写真の神様が降りてくることがあります。

 写真を始めて2年目に豊岡市展で初めて入選させてもらい感激しました。ますます写真が好きになりました。その後、豊岡市展、福知山市展、西脇市展、朝来市展などに多く出品し、入選・入賞を戴く頂くことが出来ました。

 今までの中で一番多く撮った写真はコウノトリです。1月元旦から年末まで雨の日も雪の日も多くの日々、写真を撮り続けました。コウノトリの夫婦は仲が良く、長く続いています。子育ても熱心で家族愛も凄くて感心させられます。最近の人間の親が子を虐待するニュースを見ると心が痛みます。コウノトリの写真は2時間かかってやっと撮れる写真と瞬間的に取った一瞬の写真とがあります。

 

 コウノトリの作品と、自然の魅せる一瞬の輝き、心が動く瞬間を撮った写真の中から運よく受賞した作品を中心に提示します。

 

 

 「ナイスキャッチ」 

      豊岡市展・商工会議所会頭賞 

  コウノトリが咥えた生きた魚

      が跳ねている姿が評価された

  のかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

 

「愛の営み」 

  コウノトリが巣の上で雄が雌を

  抱きかかえ愛撫している姿が

  2時間待って撮れました

 

 

 

 

 

 

 

 

「無償の愛」

  暑い時期にコウノトリの親が

  水を雛に口移しにやっている

  姿が偶然撮れました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「心頭滅却」 豊岡市展・市長賞

  高野山護摩炊きの炎と陽炎の

     ように浮かぶお坊さんとの姿が

  認められたと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いにしえの浪漫」          

      西脇市展・奨励賞

  有名になった竹田城に朝焼けの

      黄金色の霧とその中の人物と影が

  上手く撮れました

 

 

 

 

 

 

「薄化粧」 

  福知山市展・新人賞(奨励賞)

  神鍋の朝寒い畑に針状の霧と

  赤い椿との珍しい組み合わせの

  チャンスに出会えました

 

 

 

 

 

 

 

 

「夏の思いで」

  この写真が神戸新聞に載り、写真の母親から3年休職していたが、この1枚の写真

  で元気になり、3か月後に復帰できたとお礼の手紙を受け取り、感激しました。

 

 

 

 

 

  

 

       

更新日:2022/04/26