2022年10月1日 練習風景


 

ギター・パート H.Kさんと ドラ・パート S.Mさんのレポート

 

      暑さは残るものの秋晴れの午後、きょうの会場は御影公会堂

         地元白鶴酒造の寄進によって昭和初期に建築され

  一時は市民結婚式場にもなった国の有形文化財に登録されている由緒ある建物

 

                カジノ木

 

★13:05~14:25(Aチーム:1階ホール Bチーム:3階)

 

A チーム

 

    Aチームは1月~6月生まれの人、Bチームは7月~12月生まれの人と分けられ

         各パートの人数はほぼ上手く配分できているそう。

   Aチームはファースト3人、セカンド3人、ドラ4人、セロ3人、ギター8人。

 

☆「山嶽詩」(M.Salvetti Simone 2009.7.19版)

  AndanteからModeratoになりAllegroと速くなって Andante に戻るテンポを

  何度か練習。Coraleのところのギタ-はビブラ-トを効かせて少し大きめにと

  いう指示あり。

  この曲は2014年三木山森林公園の部内演奏会でつつじ組がSさん指揮で演奏。

 

☆「つぐない」(三木たかし曲 2021.4.3版)

  メロディを弾くことが少ないパートだからか、せっかくの聴かせどころのギタ-

  パートのソロが頼りない限り。しっかり練習しておこう!

 

B チーム  

 

  練習会場は3つの集会室の仕切りをとって大きく使えるようになっています。

  たいへん明るく換気のために窓が開けられていて、白いカーテンが風にそよぎ

  澄んだ秋空がかいま見えて、ふと今から練習だということを忘れそうになるほど

  心地よい環境です。

  ここ数か月お休みがちだった私は、部内コンサートについても深く認識できて

  いないままの出席だったので少しドキドキでした。

  Bグループは誕生月が7月から12月のメンバーで、1stマンドリン4人、2nd

  マンドリン5人、マンドラ3人、セロ1人、ギター5人の18人です。

  Iさんにリードして頂いて練習を始めました。

  Bグループの選曲スタンスは”歌える曲”

      「希望のささやき」「こんなんで演歌」 「シボネー」の3曲です。

 

☆「希望のささやき」

  よく知られた讃美歌は、とにかく優しく弾きましょう❣

                マンドリンが美しく優しく奏でています。

 

☆「こんなんで演歌」

  私にもわかるお馴染み演歌の名曲メドレーです。

  個人的にはメドレーは繋ぎが難しく苦手ですが、よく知られている曲の聞かせ

  どころ(さわり?サビ?)が並んでいるので、私も(皆さんも?)気持ちよく

  弾いてしまいます。(「気持ちよく」と「正確に美しく」とは違いますね?)

  やっぱり、曲から曲へ移る速度の変化が課題です。

                でも、各パートのソロが所々で聞かせます。

 

☆「シボネー」

  ルンバの名曲です。キューバのインデイオの種族シボネーを偲んでつくられたと

  か。テンポよく歯切れよく弾こうとして崩れてしまう怖さがありました。

 

        3つの名曲、次回例会にはもう仕上げデス(汗)

 

★14:25~14:55(Bチームが1階ホールに合流)

 

お知らせ

 

事務局のKさんから

 ・32回生のSさんが部内演奏会に見学にこられるとのこと。

 ・購入楽譜:「ミックスナッツ」「にじ(童謡)」、「茶色の小瓶」、「テルプシ

  コ-レ」「悲しい舞曲」

 

代表のIさんから

 ・会場の件:本日申し込みの芦屋ルナホールは来年10月の土日はすでに契約済み、

  うはらホールも申し込み多数で抽選の結果は明日とのこと。どうするか今後

  検討する。

 ・観客数の件:コロナが収まっても満席にはしないよう必要な安全対策を考える。

 ・第10回の記念演奏会なので、今までの演奏会でやった曲からもういちど弾きたい

  曲など、希望曲を各パートチーフに11月第2例会までに提出してほしい。

 

誕生日スピ-チ

 

 10月生まれの方は4名おられ今日は2名がスピ-チ、あとの2名は次回。

 ・マンドラパートK.Nさん

   今日がまさに誕生日だそう。先月のYさんに続き例会当日が誕生日でスピ-チ

   とはなんという奇遇。コロナ禍でいろいろな活動が制限されるも他MCにも参加

   されて充実している生活を披露された。

 ・ギターパート M.Nさん

   神大MC結成当時少なかったメンバ-が卒業当時はなんと100名以上の大所帯に

   なったことや、同期のTさんとは同じ商社でMCを、同期のHさんとは商社マン

   ドリン連盟を結成されたことなど披露された。

   ホームページのオアシスにはオーストラリア赴任時のエピソ-ドをご投稿いた

   だいている。

 

 

★14:55~15:40

・S.Imさん指揮

 

☆「ワルツ第2番」(ショスタコーヴィチ曲 2022.9.17版)

  今日始めての曲。指揮者が言及されたように、ショスタコーヴィチのイメ-ジ

  とは違い軽い優しいワルツ。ギタ-パートも和音の伴奏が易しくてメロディを聴き

  ながら演奏でき楽しめる。高齢者には最適の曲だと思える。

 

☆「パリは燃えているか」(加古 隆曲、武藤理恵編 2022.5.7版)

  この曲を最初に耳にしたのはNHK「映像の世紀」<ヒットラ-編>で映像と相ま

  って荘厳で重々しく心に深く響く曲だと印象に残っている。

     武藤氏編曲ではギタ-はアルペジオが美しく何回弾いても飽きない曲。

 

  先日TVで加藤登紀子さんのインタビュ-番組に遭遇。「百万本のバラ」はも

  もとロシアのア-ラ・プガチョアさんの歌に加藤登紀子さんが日本語の歌詞を付

  けて大流行したものだそう。原曲は「マーラ-(女神)が与えた人生」でそれに

  ラトビアの詩人が書いた詩がベースとか。プガチョアさんが公然とウクライナ侵

  攻を批判したため、この曲は「反戦の象徴」となっているとのこと。

 

★15:40~16:25

・S.Ikさん指揮

 

☆「丘を越えて」(楽楽バージョン)(古賀政男曲 池上三郎編 2022.4.16版)

  9小節からのファーストの16分音符で刻むところから練習開始。今日は音がよく

  揃っていて2小節後に8分音符で後に続くギタ-も入りやすかった。

 

☆「三都物語~学生時代」歌謡スーパ-エキスプレス(池上三郎編 2000.9.17版)

  今日ようやくギタ-伴奏しながらなんの曲を弾いているのか認識できた。

 ♪♪京都~大原、三千院~~♪♪と口ずさみたくなるけれど

                   すぐに終わってしまう・・・。

★16:25~16:30

☆後かたづけ

 

  今日は過密スケジュ-ルで「4時半までですよ」と会館のスタッフより注意あり。

      おまけに椅子の収納の仕方が間違っていてやり直しもあり

              後かたづけがバタバタ

 

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               楽楽の おあしす タイム

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      前々回に続き 9回生ドラ・パートR.Iさんからの投稿です。

 

 

         [蛍の光]の原曲は昔を偲び再会を祝す歌!

 

 スコットランドへ久しぶりの出張が決まり、永年の取引相手であるMacGill氏に連絡したら「丁度今夕に仲間の懇親会があるので君も招待するよ]との嬉しい言葉、夕刻にGlasgow国際空港で彼の出迎えを受けて郊外のpubへ案内された。

 

 

貿易会社を営むMacGill氏は地元の名士で20数名の仲間と時折このpubに集まって有意義で楽しいひとときを過ごすとのこと。

 

     この日はMacGill氏が私を皆に紹介して歓迎の祝杯をあげてくれた。

   まず彼がビールジョッキを高く掲げて歌い出したのは ♪Auld lang syne♪ 

          あの♪蛍の光♪の原曲のスコットランド民謡   

    Should auld acquaintance be forgot and never brought to mind?

     昔なじみは忘れられて心に戻っては来ないのか?(そんなことはない)

            

                                続いて全員が杯を上げて唱和する

       We’ll take a cup o’kindness yet, for auld lang syne!

          なつかしい昔の日々のため友情の杯を交わそうよ!

 

 あとはにぎやかな語らいの輪となる。スコットランド訛りの英語は分かり難くて私は苦労するが、ラグビーの話題に熱が入り[日本のラグビーチームは最近ほんとうに強くなった]と皆が口々に讃えてくれる。こうして男同士の無礼講で和やかな宵が更けていった。

 このAuld lang syneはスコットランドで再会を祝う乾杯ソングとしてだけではなく

年始や誕生日などでも広く歌われている。日本にも早くから学校教育用に採用されて

♪蛍の光♪として親しまれてきた。それがどうして別れの曲になったのだろうか? 

 

 1940年にアメリカ映画でWaterloo Bridgeが制作され元来4拍子のこの曲が3拍子に編曲されて別離の場面で使われた。この曲の持つセンティメンタルな響きが映画の場面にピッタリ。この映画は「哀愁」として日本でもヒットした。そして1949年に

古関裕而氏が♪別れのワルツ♪として発表、以後このワルツ曲の方はお別れ会や閉店知らせなどに広く用いられるようになった。阪急電車の梅田駅ホームにこの曲が流れる中を最終電車に飛び乗った思い出は多くの人がお持ちのはず。

このように日本では四拍子の♪蛍の光♪と三拍子の♪別れのワルツ♪が共存している

 

 さてMacGill氏だが彼はスコットランドのGill家の子孫になる。ゲ₋ル語系のスコットランドではMacは~家の子孫を表すとのこと。MacArthurはアーサー家またハンバーガーのMacDonaldはダーネル家ということになる。同じゲール語系でもアイルランドではMc~となって車で有名なMcLaren はラーレン家の子孫、またアングロサクソン系になると~sonとなり、例えばJohnsonはジョンの 家柄、また北欧のノルマン系では~senとなってAndersenはアンデル家の末裔になるとか。

 

            こんな話が聞けるのも旅の醍醐味かな。

 

 

更新日:2022/10/07