2019年4月1日 練習風景


 

マンドリンパート M.Tさんのレポート

 

 桜もやっとほころび始めた今日、” 真田丸メインテーマを初合わせのためプロの

Oさんが来てくださり、私達はちょっと緊張。Kさんお手製のI指揮者が着る陣羽織は見事な出来栄え。Iさんはちょっと恥ずかしそうに手を通されたが,中々カッコイイ!又、Oさんの兜もぴったりでお髭のお顔によくお似合い。

さて、演奏は・・・?

Oさんの素晴らしい独奏に聞きほれた

せいか ナカナカしっくりいかない・・。  

課題が残ったようでした。

年配の私達のためにちょっと休憩の間に、

OさんとIさんの”第三の男の演奏、

素晴らしかったです。

その後しばらく合奏してなかった‟日曜はダメよ“を合奏しましたが、

‟バラバラ、ガタガタの演奏はダメよ”と叫びながら指揮をされたことと思います。 Iさん曰く‟心配なのは真田丸だけだと思っていました が・・・” あ~~すみません。練習に励みます!

 

 次に”Viva!Mandolin”  この曲は1994年、マンドリンがイタリアから日本に入ってきて100年になるのを記念して作曲され、トレモロとピッキングの美しさが素晴らしい曲ですが、アレグロ スケルツアンドの箇所で、1st 2ndマンドリンは何回もやり直し・・・・面目ないです・・・

 しかしここから始まる三連音符の軽快な箇所は、私がイタリアの山の裾野をハイキングした折、山の食堂で、ウエイターやウエイトレス達が、早口でおしゃべりしながら、楽しそうに走り回ってサービスしていた様子を何故か思い出す楽しいところです。ボンジュルノ~と明るく挨拶をするイタリアを思いつつ、又、楽楽神戸をここまで引っ張ってきて下さった方々に感謝しつつ、楽楽20周年、Viva!Gakuraku~~と

叫びながら演奏したいです。

 

報告の時間:

 実行委員長のTさん。演奏会の準備で皆さん苦労されているご様子。申し訳なく感謝の気持ちでいっぱいです。

合宿の説明をNさん。お世話になります!

合宿の楽しみ、オアシスタイムには既に8組の申し出があり、バイオリン奏も。

 

 次にSさん指揮の”序曲二長調・・ドラムのMちゃん(かわいい方なのでこう呼ばせて下さい)も参加して下さり迫力満点。弾きやすく、楽しい曲なのでだいぶ合奏も乗ってきたようです。   注意することは、松葉マークはふわっと膨らませ、すっと弱める。クレッシェンドは徐々に・・・と。

 

 “初秋の秋・・秋雨の雨音を静かに美しくギターが奏で、時々収穫を脅かす台風もあるが、収穫を待ちわびる農夫の唄も盛り込んであるという美しい曲。

特にNさんの ソロ カデンツァは心に浸みる音色です。

指揮者よりの注意は、タラタンタンタと1st 2ndマンドリンが弾くところは、正確に音符どうりに弾くこと。装飾音的にひかないようにと。

 

 最後に”交響的前奏曲・・この曲は誰もが大好きになる名曲ですね。S指揮者の解説では、恋する人への心の葛藤が表現されているように思われる・・とありましたが、後期高齢者の私は、朝が早いので、この曲の味わいのある始まりは、静かに夜が明けていく様子・・時にはハッとするような美しい朝焼け(特に冬)で夜が明けていくのが目に浮かびます。そして一日様々なことが起こり、荘厳な夕焼けでその日が終るさまを描いているようにも思えます。

 

又、この静かな曲の始まりは、この世に生を受けるというおごそかな時をあらわし、人生で様々な事を経験し、最後には、全てを感謝しつつ、第9の合唱の歓喜の歌、

シラーの詩を思いつつ人生を閉じる光景を描いているようにも

                          (・・やはり年のせい)

色々想像をかきたてる曲を心を込めて演奏したいと思っています。

 

 

 

 

更新日:2017/04/03