指揮者 S.Iさんのレポート
平成から令和になって三日目の5月3日、
五月晴れのもと満員のお客様を迎えての「第8回コンサート」が無事終了しました。
賛助出演していただいたHさん、Mさん、Oさん、お手伝いをしていただいた方々
そして実行委員会の皆さん、ありがとうございました。
私の第一部の印象は「アッという間に終わってしまった。もう少し舞台でみんなと
楽しむ時間が欲しかった」でした。とても充実した演奏が出来たと思っています。
昨年の4月21日初めて「じょんがら抄」をコンサート候補曲として取り上げました。
速さは♩=90位だったと思います。その時の反応は、速い、難しい、面白くない!
と三重苦の最悪でした。それでも懲りずに少しずつスピードを上げ8月には♪=105のFinale譜を作り挑戦しています。 数多く弾くことしか上達の道がなかったこの曲、
弾き終わった後の皆さんの“フー”という溜息を何度聞いたことやら。
ようやくコンサートの曲として選曲委員会で認められたのは秋の合宿でした。
決まるまでのフラストレーションは今は思い出したくもありません。
原曲のAllegro ♩=138はとても不可能なので♩=112とし、音量の変化で対応したく今年初めに強弱を付加した譜面を再配布、それまで意識的に練習を延ばしてきたイントロも2月から始めました。2月にはOさんが、3月にはMさんOさんが揃い全体像が見えてきましたネ。それまで不満たらたら?だったこの曲にも、今年になって少しずつ前向きの言葉が聞こえてくるようになり、合宿ではちょっと遅かったのと違う?とのお叱りまでうけるようになりました。
さて、本番での皆さんの感想はいかがだったでしょうか。
イントロに続くべースとギターのボディノックに一瞬舞台に緊張が走りましたが、
Oさんの絶妙なトライアングルにも助けられ88点(ちょっと甘いかな)。
最後のオーーーの雄叫びは 間違いなく100点でした。
5月から「夜桜お七」と「栄光の架橋」もスタートしています。「夜桜お七」は浜松マンドリンオーケストラのセロ奏者清水一利さんの編曲作品を使いました。アドリブのところでは楽楽の編成に合わせて少し音を加えています。またメロディのバックに流れる音に変化をつけて“楽楽の演歌”らしい雰囲気を醸し出せたつもりで 95点
なかなか決まらなかった最後の1曲「夢をかなえてドラえもん」に皆さんを手こずらせたのは一寸想定外でした。「栄光の架橋」と共にシンコペーションやスィングの
リズムに最後までなかなかのれませんでしたね。それで75点
これからお孫さんと付き合うには これくらいは必須条件ですよ。
遠藤秀安さんの編曲はMオーケストラの特徴をよく理解され、両曲とも各パートが楽しめる作品になっています。これからも機会があれば取り上げてみたらと思います。
毎回 次のコンサートにはもっと優しい曲を と言いながら、
今回も結構・・・でしたネ。
でも それをまた結構楽しんでいる私達は ”すごい” と思いませんか
さて次回は?
蛇足ですが
あくる日もお礼を兼ねて清荒神にいきました が なんと!
初めて池に鶴が飛来してきたのを見ました。
池の亀と合わせてツルカメが勢ぞろい!!
皆さんにきっと何かいいことが起こりそう!!!
(蛇足ついでに今回はお賽銭を入れました)
更新日:2019/05/08
Category: 練習風景