4月20日/土曜日 マンドリンパート A.Nさんのレポート
天気快晴
しあわせの村 芝生広場の楽しそうな家族連れの姿を尻目に「たんぽぽの家多目的ホール」に集合しました。
第8回コンサートを間近に控えた春の合宿、この合宿で演奏面は仕上げるという、昔でいう強化合宿でしょうか、集合時刻かなり前から揃った皆さんに決意の程がうかがえます。打楽器も勢揃い、ヴィブラフォンを間近にみるのは初めてです。
開始の挨拶に引き続き、合宿会員Mさん、Nさん、賛助のOさん、Sさんの紹介がありました。
9時45分 Ⅰ部Iさん指揮からスタート(ちなみにIさんは今日が誕生日だったそうですが、お祝いの言葉もそこそこに練習です。)
「夜桜お七」「栄光の架橋」「夢をかなえてドラえもん」一通り弾いてみましたが、ここで問題発生、この部屋は音が反響しすぎて肝心の指揮者の指示がほとんど聞こえないのです。弾き手から声が上がり、指揮者にはさらに「大きな声で」と要求がありました。このあたりも弾き手の真剣な気迫が伝わりました。
「じょんがら抄」はもう少し早く弾かないと津軽三味線の迫力は出ないかな。
(個人の感想)
小休憩の後はⅡ部Sさん指揮です。
「小舟にて」「バレエ」この2曲は私にとって一番の難曲。ドビュッシーの世界に入るのは至難の業です。合いにくいこの曲の息の合わせ方をSさんは「弾き出す前に深く息を吸って」と教えてくれました。
このあといつもの「あおぞら」へ移動し、昼食(カレー)をいただきました。
昼からは再びIさん指揮
各曲の細かいツメ(強弱等)を確認しました。
イントロがどうしてもうまくいきません。
シンコペが3小節も続いた後3連音符が3つ。
今までちゃんと弾けた(合った)のは
1,2回ほど。ここばかりは個人練習ではどうにもならず、指揮と合うようになるにはどうしたらよいかと悩みましたが、
やっと解決方法が見つかりました。
(答えは明日のレポートで)
大休憩(おやつタイム)
係が準備してくれた「バームクーヘン」、Nさん北海道土産の「白いブラックサンダー」、どなたかの台湾土産「乾燥イチジク」など、美味しい珈琲とともに楽しみ
ました。
さて、本番用の座席も決まり、今日最後の合奏練習です。
力を振り絞って音楽物語「人魚」。
Oさん奏でるヴィブラフォンの可愛い音色、
Iさん熱演のナレーション、お二人の緊張に
比べたら、その他大勢で演奏している私達が
手を抜いたりしては申し訳ありません。
頑張りました。
このあと「夕食」「オアシスタイム」
若い皆さん(アンサンブルはたち等)は本当に元気、ジャングル風呂まで行かれたとか。私達はそうそうに部屋に戻りおしゃべりしながら就寝しました。
4月21日/日曜日 マンドリンパート H.Nさんのレポート
天気快晴
今日もすばらしくいい天気、練習場の窓からは芝生広場にテントを張って楽しむ家族連れの姿が何組も。室内にこもって楽器を弾いている場合ではない、
と心は残しつつ、合奏の準備に入りました。
今日はお手伝いいただく賛助の方お二人(ソプラノのHさん、ティンパニとドラムのMさん)が来てくださり、ほぼ本番と同じ合奏体制での練習です。
普段の私達だけの合奏とは比較にならないぐらい音楽に厚みと迫力が増し、こちらまで上手になったような気がします。
(単なる錯覚です)
前半は音楽物語「人魚」をナレーションも入れてみっちり弾いて、タイミングを確認しました。クライマックスの「身を投げた~」に合わせてピタっと音楽が入らないと、効果が半減しますから。
その後は、アンコール曲とエンディング曲をさらっと。アンコール曲は良く知られた曲ですがこれが結構むずかしい。
アンコールはおまけだから、と軽く見てはいけません。しっかり練習しましょう。
後半はⅠ部の曲を一通り。
やはり練習の中心が「じょんがら抄」になるのは当然です。イントロが難しいのは
とりあえず置いておいて(置いたままにはできませんが)、その後に始まるAllegro
の出だしがどうもぴったりいきません。
イントロの緊張感からパッと気持ちを切り替えて、津軽三味線の軽快なリズムに乗れるかどうか。私達にはなかなか難しいところですが、これがうまく行くと楽楽・神戸の評価も多少は上がるかも。
かくして1日半の直前合宿も無事終わり
「疲れた~」、「腰が痛い~」の合唱とともに家路についたのでした。
おしまい。
(「じょんがら抄」イントロの合わせ方 答え:目は指揮を!耳はスネアドラムを
更新日:2019/04/25
Category: 練習風景