マンドリン・パート K.Iさんのレポート
昨日は冷たい冷え冷えとする一日だったが、今日は割合穏やかで、
電車の中から見える風景は春陽が暖かく感じられるほどだった。
午前中から、ギターパートとドラパートの練習があったので、午後1時前にはほとんどのメンバーが揃っていた。合宿会員のMさん、Nさんもはるか遠方からの参加。そして今日から入会のドラパートNさんも加わって、賑やかな雰囲気に包まれていた。
13:10~14:55 Sさん指揮
1「小組曲」 第1曲 小舟にて(Claude Debussy曲、鈴木静一編)
#31から#55にいたるところ、特に#38,39あたりがなかなか揃わない。何度
も練習する。
#39で全パートきちんとそろえてほしいとのこと。まだまだ練習が必要と思う
2「小組曲」 第4曲 バレエ(Claude Debussy曲、鈴木静一編)
#44はrit.をかけ、BのTempo di Valseもそのままrit. #52からa tempo
#130から速くしそのまま最後まで、ジャ、ジャーン!!で終わる。
3 音楽物語「人魚」(鈴木静一曲)
第1楽章−前奏曲 第2楽章−暮るる海 第3楽章−水夫の踊り
第4楽章−嵐の海 第5楽章−人魚と魔女 第6楽章−人魚と王子
第7楽章−海の囁き 第8楽章−バッカナーレ(酒宴)
今日はソプラノ歌手の橋本さんが来られ、第1,5,6,7,8楽章のソプラノ
箇所を演奏と合わせる練習をした。
きれいな澄み切った声と旋律に、人魚姫の哀愁を感じた。
ソプラノのメロディーが入ると、何とも言えぬ雰囲気が出るものだ。
14:55~15:25 お知らせと休憩
2018年度の会計報告と監査報告 会計担当Mさん、お疲れ様でした。
今年度ももう1年よろしくお願いします。
次回、2019年前期の会費を徴収します。
コンサート実行委員Oさんから、先日に実施したコンサート来場者の予測人数
調査の報告があった。その結果を踏まえてパンフレットの枚数、チケットをどう
するか、これから検討していくとのこと。
15:25~16:50 Iさん指揮
1 じょんがら抄(藤掛廣幸曲)
今月から今まで練習していなかった#1から練習を始めた。4分の7とか4分
の5という変拍子がある。#7から#10あたりはaccel.をかけながらcresc.
なかなか揃わないけど、初めてなので仕方ないでしょう。
津軽三味線の巨星・高橋竹山(初代)のドキュメンタリー映画「津軽のカマリ」
の紹介があった。指揮者のIさんは観てこられたそうだ。
もともと、じょんがら抄は津軽三味線の表現する激しい物乞いの曲である。
大きな音で激しく弾いてこそ感動を呼ぶものだと思うとのこと。
2.夢をかなえてドラえもん(黒須克彦曲、遠藤秀安編)
この曲は何度弾いても難物だ。三連音の八分音符と単独の八分音符は 長さが違
うということを意識しておいてほしいとの注意があった。
#89から#96の間は、1stマンドリン、2ndマンドリン、ドラ・セロが互い
にメロディーとあいのて を交代で弾くようになっていて、おまけに♭が 5つも
ついていて、なかなかの難所。練習あるのみだ。
3.夜桜お七(三木たかし曲、清水一利編)
4.栄光の架橋(北川悠仁曲、遠藤秀安編)
今日の練習は、時間いっぱい最後の最後まで弾いた。本番まであと3ヶ月。
指揮者の注意をよく聞いて、しっかりと練習しないといけないと
自分自身に言い聞かせた。
電車を下りて家路を急ぐ頃には冷たい夜風、
しかし確実に日が長くなっているのを感じた立春間近の一日だった。
更新日:2019/02/05
Category: 練習風景