2018年3月2日 賀古の里大学訪問演奏レポートその1


マンドリン・パート M.Nさんのレポート

 

待ちに待った春の訪れ・・楽楽メンバー23名は9:30に全員加古川駅に集合し、分乗して陵南公民館へと向かった。

少々の音合わせの時間を得て早速練習だ。まだ息がそろわないのかちょっと心許ないリハーサルになった。

 

会場にはシニア大学を卒業される晴れやかな方々と在校生合わせて118名がお待ちかねだった。胸にきれいなコサージュをつけた婦人方はとてもにこやかだ。

さあ、お祝いの演奏を楽しんでいただきましょう、とメンバー一同 気を引き締めて入場。

 

 

 

まずは、「フニクリ・フニクラ」なんか調子がよい、大丈夫だ!

次は「こんなんで演歌」ギターとマンドリンのソロが情感深く奏でる。ドラも歌っているようで最後までいい感じに流れた。

続いて「青い山脈」「学生時代」若々しい合唱だった。

そしていよいよ「祝典序曲” 春”」へ。これがまあ、普段よりのりが良く最高潮に盛り上がった。まさに「春が来た」低音部のベース、セロが波打っているかの如くリズムを刻む。この選曲は大正解だった。

最後に「シボネー」&「ポール・モーリア特集」懐かしい曲に想いを馳せられたことだろう。

 

「今日の演奏が今までで一番感動いたしました」との謝辞にメンバーも感慨無量。

こうして聞いてくださる方々と演奏者を繋ぐ嬉しい時間はこのあとさらに続いた。

アンコールの呼び声と暖かい拍手へのお返しは「賀古の里大学 校歌」すると皆様

起立しての大合唱。中には涙しておられる方もあったと聞いた。

          (これは演奏に対してではなく卒業の感慨にひたっての涙)

締めくくりに「ふるさと」の演奏で会場を去られる皆様をお送りした。

 

終わってみれば「本番には強い」という楽楽の本領をしっかり発揮できた演奏会であった。指揮者も一安心されたことだろう。

楽しい春の一日だった。

 

        

 

      陵南公民館館長様からお礼状が届きましたのでご紹介します

 

更新日:2018/03/05