2018年6月2・3日 春の合宿風景


合宿前半 ベース・パート Y.Sさんのレポート

 

恒例の楽楽・神戸 春の合宿が、初夏のみどりまぶしい「しあわせの村 あおぞら」で開催された。

今回の合宿では、部演を開催し、参加者を五つのグループに分けそれぞれが自由に選曲した曲を披露するという試みが為された。

また、参加者を二グループに分け二人の指揮者がそれぞれ「ビギン・ザ・ビギン」「スペイン名曲集」を演奏し、お互いの演奏を聴き合うという今までにない企画が

なされた。

 

10人前後のアンサンブル演奏では、各パートがお互いの音を聞きながら音楽を作る事が要求されます。大人数の合奏では全体のバランスを指揮者が聞きながら各パートに指示を出すのでどうしても指揮者頼りになります。そういう意味で、少人数のアンサンブルの経験をするこの企画は「いいね」です。

 

全員を2グループに分け、二人の指揮者によるそれぞれの演奏を聞きあう企画もおもしろい。普段自分たちの演奏を生で聞く機会はない。普段は、演奏する立場で指揮者の振りをみています。それを、聴衆の立場で指揮者がどうように振っているのかを見る経験は、現に自分たちが練習している曲を客観的に聴けるよい機会と思う。
このようなユニークな企画をされた、K氏、M氏、F氏に敬意を表します。

 

合宿は、9時30分オリエンテーション
10時5分から、A、Bグループは「タンポポの家」へ移動し、C、D、Eグループは「あおぞら」でそれぞれ練習

 

12時~1時 昼食はいつものカツカレー

 

13時~14時 二人の指揮者による演奏聞き比べ

 

14時15分~17時 部内演奏会

 

 

              途中30分はおやつタイム

 


 

 

           部内演奏会は進行が順調で時間が余り

     オアシスタイム出演者が場つなぎをするハプニングもありましたが

             楽しいひとときを過ごせました。

 

18時~19時30分 夕食。今回の夕食は松花堂弁当風の折りとオードブル

 

19時40分~20時40分 オアシスタイム
 オアシスタイムは独奏、二重奏、三重奏から三線、三味線、ヴァイオリンの隠し芸までバラエティのとんだ内容。なかでも、「お口の体操」はシニアー中心の楽楽・神戸のメンバーにもってこいの企画であった。声を出す朗読は腹筋、肺、喉の機能を高める効果があります。普段大きな声を出す機会が少ない。お口の体操であれば、いつでも、どこでもできる気軽さが秀逸です。

 

筆者は、翌日の都合のため合宿風景はここまで、あとはT氏にお任せします。

 

 

合宿後半 ドラ・パート K.Tさんのレポート

 

春の合宿1日目、午後6時から7時半までの夕食時間後、午後7時50分から恒例のオアシスタイムが始まりました。

 

   楽楽・神戸の次回の定期演奏会は来年2019年予定でまだ1年程先なので、

     今回のオアシスタイムは皆で楽しむことを重点におかれたようで、

         一言でいえば正に『隠し芸大会』となりました。

 

毎回のSさんの名司会で始まり始まり!

1番目は「マンドリン・ギター三重奏」 曲目はテネシーワルツとさらばジャマイカ。意外だったのは、演奏者が入れ替わり、ドラパートのIさんがギターを弾き、ギターパートのIさんがファーストマンドリンを弾かれ、マンドリンパートのNさんはセカンドマンドリンを弾かれました。何だか普段の姿と全く逆なので不思議な感じでした。

 

2番目の「ドラ・ギター二重奏」も同様に演奏者の入れ替わり劇場で曲目は荒城の月。ドラパートのNさんがギターを奏でギターパートのIさんがマンドラを演奏しました。

 

3番目はKさんの三線(さんしん)独奏で曲名は“志村けん”でお馴染みのハイサイおじさん。“変なおじさん、変なおじさん”の掛け声を皆で楽しく合唱。

 

4番目は「ベース三重奏」と題し、ベースパートのSさんとSさんにセロパートのKさんが参入し曲名は愛のロマンス。低音の魅力をたっぷり聴かせてもらいました。

 

5番目はIさんとIさんのお二人による「お口の体操」のお時間。

「アエイウエオアオ、カケキクケコカコ、サセシスセソサソ………」お二人のご指導の下、頂いた読み上げ文章を目で追いながら、ひたすら口を動かし声を出す作業。

この「お口の体操」で何やら認知症予防の効果もあるそうです。

 

6番目は恒例のIさんのハーモニカ独奏で曲目は逢いたくていま。かなりの演奏技術に感心させられました。

 

7番目はドラ・ギター三重奏で、ドラパートのSさん、KさんとギターパートのTさんによる演奏で曲目は北の旅人。聴いているうちに石原裕次郎さんを思い出しました。

 

8番目はお馴染みのFさんによるヴァイオリン独奏で曲目はモッキン バード ヒル。かなり力強い演奏で、お見事でした。

 

ラスト9番目はOさんの初めての三味線独奏で、曲目は黒田節と斉太郎節。三味線の調弦に少し苦労されていた様ですが、歌詞カードを頂いて皆で楽しく合唱しました。

 

午後9時前にオアシスタイムは終了し、午後11時~12時までに各部屋消灯就寝。

 

合宿2日目

 

午前6時~6時半頃起床。本日もさわやかな晴天。

午前7時~8時半に各自朝食

午前9時より合奏開始

 

最初はI氏の指揮で、ゆずの“栄光の架橋”から始まりました。

シンコペーションで繋ぐ箇所が頻繁に有り、リズムが取り難く弾きにくい曲ですが、メロディがセロ、ドラ、セカンド、ファースト、ギター、ベースと主役が入れ替わって行く中、各パートは主役部分を弾く練習を繰り返しました。

 

次は“夜桜お七”

何回か練習しているので、ある程度曲想は掴めて来た感じ。音量の変化をしっかりつけて演奏することが大切。

 

後半はS氏の指揮で最初はドビッシー作曲の“小組曲 第1曲小舟にて”

さすがにドビッシーらしい雰囲気のある曲で、音の強弱を充分つけて曲を味わっていきたい。

 

次に“スペイン名曲集”

本日は、ラ・スパニョラ~追憶~ラ・パロマ~禁じられた遊び~スパニッシュ・セレナーデまで

全曲を通して合奏。

 

皆さんかなり疲れが出てきたようですが、最後に“幻想曲第1番”を残された力を振り絞り全曲を通して合奏。

 

本日の合奏終了後、会計担当のNさんより合宿の収支会計報告あり。

 

最後にT代表より、今回の合宿のマネージ・会計担当のNさん、Yさん並びに部内演奏会担当のKさん、Mさん、Fさん及びオアシスタイム担当のSさんに、“ご苦労様でした” とねぎらいの

言葉がありました。

 

皆様、本当に楽しい思い出となる合宿になりました。お疲れ様でした。

 

 

 

更新日:2018/06/07