2018年10月6日 練習風景


ギターパート M.Nさんのレポート

 

 トランプ旋風が世界をかけめぐるのに呼応するように台風24・25号が相次いで日本列島に襲来してどうなることかと心配の秋口、私たちはふたつの訪問演奏を成功裏に終えました。

 

 今日の練習を始めるに当たって港島での演奏会について指揮者のS.I.さんから、マンドリン・ドラパートのピアノ・フォルテの弾き分けが気持ちよく、又ギターパートや各パートそれぞれの普段の練習の成果が際立っていて、会場全体で気持ちの良い時間を共有できましたとの講評がありました。

 

 一同気を良くして先ずは新曲「夢をかなえてドラえもん」(黒須克彦作曲、遠藤秀安編曲)に取りかかりました。曲の流れの強弱とリズムが命なので楽しく軽快に弾くように指示がありました。

次は「栄光の架橋」(ゆずの歌 北川悠仁作曲、遠藤秀安編曲)で曲の感じがドラえもんと相通じています。(B)ドラとセロのシンコペーションのメロディと(E)ギターが聴かせどころです。

 そして挑戦曲「じょんがら抄」(藤掛廣幸作曲)について

当面はテンポを少し落として、代わりにピアノ・フォルテとそのクレッシェンド(例:47小節)とディクレッシェンド(例:37小節)にメリハリをつけることに注力するように指示がありました。今日はこの指示を念頭に23小節から61小節迄を重点的に練習しました。

 

 途中休憩の後、合奏練習第二部は指揮者K.S.さんの担当です。

 

 鈴木静一作曲の音楽物語「人魚」はアンサンブルを背景にナレーションとソプラノの歌曲が挿入されて第8楽章まである大曲です。本日配布された第7楽章「海の囁き」と最終章「バッカナーレ」(酒宴)のナレーションの録音を聴きました。

人魚姫が人間の王子と恋に落ちて楽しいひと時を過ごしたのち、やがて悲劇的な結末をむかえるロマンティックなストーリーで、マンドリンアンサンブルとはとても相性の良い曲だと思います。第一楽章から第8楽章まで弾き通しました。

 

 本日の練習の締めはPetite suite 第一曲「小舟にて」(Claude Debussy作曲 鈴木静一編曲)これも大変美しい曲です。

 

        次は一同10月20日しあわせの村での合宿となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更新日:2018/10/06