マンドラ・パート T・Hさんのレポート
今日はホームページ担当という事もあり、例会開始より30分前に到着しました。
しかし、既に24名の方々が集まっておられ、会場の準備がなされていました。
いつもぎりぎりにしか到着しない者としては、はなはだ申し訳ない思いがしました。
開始前に新しい楽譜が配られ、各自調弦や練習に余念がありませんでした。
1時過ぎにはほぼ全員が集合し、指揮者Ⅰ氏の3回柏手合図で定例会がスタート
しました。
Ⅰ氏の選曲はチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタ-ビレ」と「スペイン組曲」より「マラゲニャ」でした。こうした選曲にもⅠ氏のねらいがあり、クラシックからフラメンコまでの幅の広さ、静かにじっくりと聞かせる曲から速さや強弱の変化を楽しむ曲まで変幻自在に指揮するⅠ氏ならではのこだわりです。
また、褒め上手な指揮ぶりも古希楽団「楽・楽」を支えている大きな要素です。指揮者の指示通りに演奏すればいつの間にか「楽に楽しく」演奏できるのです。当日配布の曲であることを忘れるぐらい楽しむことができました。
1時間半たっぷりと楽しんだ後、お知らせと休憩です。
事務局より「賀古の里大学」の訪問演奏についての説明がありました。また39回生のOさんから38回生の見学(入部?)希望者についてのアナウンスがあり、会場がどっとどよめきました。皆さん、お若い方を求めておられるのですね。
その後は、Ⅰ氏のクロアチア土産のチョレートや事務局に粋な計らいで各パートごとに配っていただいた合宿の残りのお菓子などを食し、休憩時間を過ごしました。
後半は、マンドリン・オリジナルを極めんとするS氏の指揮による合奏。
まず始めは「スペインマンドリン曲集」より「ソレア」です。この日は「ソレア」の練習が中心となりました。強弱の変化には厳しい指揮者で、その変化を体ごと表現しておられます。早さの変化ではフェルマータ部分の指揮と演奏を合わせるのに苦労しました。練習時間の3分の2を「ソレア」に費やしました。
次の難曲「序曲ニ短調」は一度fだけの 演奏で終わり、最後の「海の組曲」です。
定期演奏会でも演奏したくなるような壮大な曲で、何よりも指揮者が楽しんでいるのがよく分かりました。
以上、この日集った38名の方々と練習を終え「合奏の楽しさ」と「志を同じくする仲間とのふれあい」を堪能し、満足感をもって帰途に着きました。
更新日:2017/11/07
Category: 練習風景