2017年1月21日 練習風景


 

ギターパートM.N.さんのレポート

 

今日は第45代アメリカ大統領ドナルド トランプさんの就任式でした。時差の関係で

中継が夜中でしたから弾きながら眠気を催す心配もありました。America First! と

声高に威嚇するような内容で、かつて学生時代に聞いたケネディ大統領の就任演説のような格調がなかったのは残念ですね。そう言えば東京でも「都民ファースト」と叫んでおられる知事さんがいます。つまり内外とも改めて「ファースト」と言わなければならないほど経済社会に問題が多い当世、私たちも今年はやや緊張を強いられそうです。

この点楽楽・神戸の集まりはしっかりと誠意を持ってリードしてくれる役員や事務局に恵まれて「楽楽ファースト」などと改めて言うまでもなく、お互いに仲良く練習に励むことが出来て、Thank you! です。

 

練習は指揮者S.さんによるウーゴ・ボッタキアリの交響的前奏曲から始まりました。この曲は明るく荘重なハ長調で始まり、途中で単調に変わって何か人生の紆余曲折

感じさせる場面が続くが、フィナーレは再びハ長調で締めくくられ、正が邪を克服して「はじめ良ければおわり良し」と曲想の説明がありました。お城であれば、ベルサイユやシェーンブルンのイメージではなく、やはりあの美しくも悲しさを秘めたノイシュヴァンシュタイン城でしょうか。日本で言えば大阪城かな。大河ドラマ「真田丸メインテーマ」の曲はそのバリエーションとも感じられます。

 

交響的前奏曲はギターパートにとっては難曲の一つです。アルベジオはとても美しいのですが、六甲山のドライブウエイの九十九折りを時速50キロで運転するようなもので、我ら高齢者にとってはちょっと危険ですが、後3ヵ月でなんとか仕上げましょう。

 

後半はI.さんの指揮で「VIVA! MANDOLIN」から始まりました。軽やかなマンドリンパッセ―ジを聴かせる(=効かせる)には4小節毎にクレッセンドとディクレッセンドを弾き分けることが大切だとの説明がありました。であれば、ffで始まるパッセ―ジをクレッセンドで弾くにはどうしたらいいの?と質問がベースから飛び出しました。まぁ、ff ⇒ fff ⇒ ffffでしょうね!?

 

「真田丸メインテーマ」は茨木でマンドリンアンサンブルを主宰されている多武和民さんの編曲で、昨年大西プロのソロで初演された由、「まけられまへんな」頑張りましょう。

 

休憩時間に役員から第7回コンサートの収支予算の説明があり了承されました。この

コストは一同分担して次回の練習日に年会費と共に支払うこととなります。

15回生のY.Nさんが新たに.ギターパートに加入されました。VIVA GUITAR PART益々充実です。彼の歓迎会も兼ねて、練習後に恒例魚喰(うおく)でギターパート

新年会が催されました。音楽と健康、そして愉快な世間話にお酒も入ってなごやかなひと時でした。

 

更新日:2017/01/24