2016年4月16日 練習風景


ドラパート K.N.さんのレポート

 

 桜の時期はすぎましたが、我が家ではチューリップと芝桜が満開。他の草木も若芽を勢い良くのばし、春爛漫を告げています。

 この気持ちの良い気分を吹き飛ばす大災害が起こりました。14日の夜半、震度7の前震が熊本県益城町を襲い、更に震度6強の本震が続けて起こりました。これはあの阪神大地震と同等以上の規模だそうです。余震も400回以上を数え、その範囲は阿蘇を越え大分県にまで広がっているようです。死者も40人を越え、その被害の全容は想像を絶するようです。熊本城や阿蘇神社の無残な姿にとても残念な思いです。特に私の回生で2年前に熊本、阿蘇へ同窓旅行をしたので沈痛な気持ちになりました。

 同じ体験をした、私達も同じ思いでしょう。亡くなられた人のご冥福を祈り、早い復興を祈りましょう。

 

 さて今日の練習です。

 

 前半は指揮者Sさんで、“MelodyFair”、“お祭りマンボ”、“初秋の唄”、“杜の鼓動 Ⅳ 桜の風景” を練習しました。“MelodyFair” と ”お祭りマンボ” は今回が仕上げ、2、3回通して終わりました。“初秋の唄” はとても綺麗な曲で私も好きな曲です。出だしのギターの切ない旋律、物悲しいマンドリンのメロディー、最後のソロはなんともいえません。続いて “杜の鼓動” は77小節まで。最近の作曲者に特徴の変拍子が入っていますが、割と遅めのテンポなので苦労しないで済みました。次回以降、78小節からはテンポも早くなり裏打ちのある速いリズムや、重音の箇所は手こずりそうです。

 

 お知らせタイムは 練習後、城崎訪問演奏の選曲委員会の開催の件。

 

 後半は指揮者Iさんの曲 “樹魂の歌” から始まりました。藤掛さんの曲らしく軽快で親しみやすい旋律は弾いていて楽しいものです。しかし302小節以降の変拍子は合わせるのがとても難しく、苦労しました。それでも指揮者からは以前からは少しは進歩しているとの評価があり、これからが楽しみです。三拍子の箇所は皆、生き生きと弾いているとの指揮者からの皮肉っぽい評価もあり(笑い)。

 

 そうそう、嬉しいことを忘れていました。今日の例会から、Hさんが復帰され、懸念されていたドラパートに入られました。ドラパートにとっても強い味方の加入です。Iさんから感想を訊かれ、“やりがいがあり、頑張ります”とのこと。(拍手)

 

 最後はOさんの指揮で “ウィーン、わが夢のまち”、“ああ、いとしいお父様”、“シボネー” “昴(すばる)” です。“ウィーン、わが夢のまち” は始めて弾く曲ですが、とても綺麗な曲です。後の3曲も過去に演奏した曲で、楽しく弾けました。その前が難曲だったので、締めの曲としても良かったと思います。

 

更新日:2016/04/23