2016年8月6日 練習風景


 

マンドリンパート K. Sさんのレポート

 

連日、高音(高温?)注意情報が発令されていましたが、六甲道勤労市民センターの

音楽室は満員御礼の状態でした。参加者は、M:18人、D:5、Ce:4、G:12、B:2 Flu:1、Co:2の総勢44名。古希を超えた生き残りのメンバーは、暑さなんかには負けていません。 

 

13:10〜14:45 Iさんの指揮

 

先ず、CrescendoとDecrescendoの練習から始まりました。2小節間でp<f>pで弾く練習です。楽楽ではCrescendoもDecrescendoも早くかかる傾向にあり、我慢して少し遅れてかけていくことが必要です。

 

1)ヴォルガは流れる(城崎中学版)

「ヴォルガの舟歌」では、#31小節を一番強い所とするように指示がありました。

「カチューシャ」から「ともしび」への導入部、#137のフェルマータ後、「ステンカラージン」に移る所は、もう少し練習が必要なようです。

 

2)手紙

マンドリン系の八分音符の演奏に関して、トレモロ・ピッキング個所の詳細な指示がありました。徹底されるにつれて、より美しい曲になるようで楽しみです。練習は前回よりも早い速度で始まり、より軽快になりました。ドラのトレモロはしんどいようでしたが。8の前のシンコペーションの所は、2nd Mでももう少しリズムに慣れないと上手く弾けません。

 

3)「旅愁」を主題とする変奏曲

何度も演奏した事のある曲で、曲自体は出来上がっているようです。

速い16分音符の所は、本番前までの個人練習と、本番に強いメンバーの度胸で解決されることでしょう。

 

最後に、ヴォルガは流れるの「カリンカ」の9Allegroへ移る所と、「ステンカラージン」の個所を、全員の確認の為に再度演奏して終わりました。

 

14:45〜15:00 お知らせ

 

  1. 選曲委員会よりの報告

Iさんより下記の報告がありました。

・前回の報告よりの変更点

 スイスの牧人、樹魂の歌を候補曲より取り下げます。

・一部はオリジナル中心。暫定的に、「初秋の唄」、「交響的前奏曲」。

 「バクダッドの太守」、ヴェルキの「序曲ロ短調」なども試奏していく予定です。

・二部は、大西プロとの音楽のキャッチボール

 大西プロのSoloと、同じジャンルの親しんだ曲での掛け合いを楽しみたい

 二部の最終曲は、楽しんでもらう曲(ポールモーリア等)、20周年にちなんだ曲(Viva Mandolin等)などを検討中です。

 

  1. 事務局Nさんより選曲に関してコメントがありました。

演奏曲目を早急に決めて下さい。楽楽では時間を掛けた練習が必要ですし、楽譜の作成にかなりの時間がかかりますので、とのコメントでした。

 

  1. 企画委員Oさんより

・城崎演奏旅行に関して、実行計画表に基づき説明がありました。

三ノ宮よりバスで出発。ベース以外の楽器は貨物室に収納。ベースは自家用車で搬送。費用は17,000円程。

あと7回の練習で演奏会に臨みます。10/22(土)の午後より最後の練習があります。

 

・1/26(木)あずまの学園での依頼演奏が確定しました。秋以降の練習になります。

 

15:15〜14:50  Sさんの指揮  城崎中学校訪問演奏曲の練習

 

  1. 城崎中学校 校歌 (GパートのOさんの編曲)

先ず最初に、1st M, G以外のパートで校歌を歌いました。誰も聞いたことが無い曲なので、速度表示のModerateに従い♩=110で練習が始まりました。「商神」のように重厚な和音の響く編曲ですが、指揮者の指示で最初の部分を聴衆が歌いやすく軽やかに始めるために、旋律とG・B以外のパートは1回目の繰り返しは8小節休み、2回目は4小節休み、3回目は全員で最初から弾くよう試してみました。この8小節間について今後どのように演奏するかを、OさんとSさんが打合せされます。

 

1)カタリ・カタリ

第5回定期演奏会で弾いた曲ですが、1st Mandolin, Dolaの主旋律部分に関して、ピッキングの個所の確認と、装飾音符の演奏法の確認が行われました。フェルマータも多く、テンポも変わる曲ですが、定演で弾いたこともあり、かなりまとまった演奏に聞こえました。ドラの旋律の部分は美しく、本当に聞かせ所です。

 

2)フニクリ・フニクラ

指揮者から、強弱の差をはっきりと出すように指示がありました。テンポは一定であり、元気よく強弱をはっきりした演奏を目指します。

 

3)荒城の月を主題とせる2つのマンドリンのための変奏曲

3回目の練習です。ソロのNさんとTさんも徐々に慣れてこられ、音色もよりはっきりと聞こえてきました。バックのオーケストラの演奏は比較的易しいようですが、速度の替わり目や、マンドリンソロとギターソロの掛け合い部分での「息合わせの練習」がもっと必要でしょう。訪問演奏まで、まだまだ時間があり、どのように仕上がって行くのか楽しみです。

 

Gパートのメンバーは、暑気払いがあるとの事で、軽やかな足取りで賑やかに帰って行かれました。暑い日の、練習後のビールの味は最高だったでしょうね。

 

                                  以上

 

更新日:2016/08/14