ベースパート M.Sさんのレポート
10月!秋本番なんて嘘でした。
楽器を練習会場に運んだ後、合奏が始まった後も汗は止まりません。「吹き出す」といった表現がぴったりの流れようでした。
このまま地球の温暖化が進むと『日本の四季』は死語になるのでは?といらぬ心配をしてしまいます。
さて、10月最初の練習風景です。
城崎中学校文化祭への訪問演奏まで1ヶ月を切り、そろそろ演奏の完成度を上げていかなければならない時期です。今日は富士よりMさんも駆けつけて練習に参加いただきました。
本日は会場の演奏スペースを想定したスペース(狭くてちょっと窮屈です!)、
第1マンドリンと第2マンドリンを左右に配したレイアウトと、本番を意識した練習となりました。
最初はIさん指揮の練習です。
「今日は手紙~拝啓 十五の君へ~を重点的に練習します!」との指揮者の声で始まります。
「手紙・・・」に続いて「ヴォルガは流れる」「ふるさと」「旅愁を主題とする変奏曲」とひと通りの演奏曲目を通しで流すことができました。
残り一ヶ月弱となり、曲の仕上げにかからねばなりませんが、強弱・速度にメリハリが感じられるようになったとの指揮者の過分の評価でしたが、果たして演奏者もそのような自信を感じているのでしょうか?
(筆者にはまだその余裕はありません・・・)
Iさん指揮の練習が終わり何時ものお知らせの時間です。
1.午前中に開かれた選曲委員会の報告(Iさん)
Ⅰ部はSさん指揮で「初秋の唄(桑原康雄)」「序曲 ニ長調(ヴェルキ)」「交響的前奏曲(ボッタキアリ)」でほぼ決まりとのことでした。
Ⅱ部はIさん指揮で大西プロとのコラボ企画が進行中とのこと。
構想としては楽楽と大西プロがあるテーマの曲を掛け合い(キャッチボール)形式で演奏するというものです。現時点で決定しているテーマ、一つ目は映画音楽で楽楽が「日曜日はダメよ」を演奏すると大西プロが「第3の男」で返す。二つ目のテーマのタンゴでは楽楽の「碧空」に大西プロが「リベルタンゴ」で返すといった感じです。未定ですが三つ目のテーマとしてジャズ・クラシック・大河ドラマ主題歌等のジャンルから選ばれるとのこと。そしてコラボの最後は合同で簡単なコンチェルトで締めくくる予定です。ソリストは勿論大西プロです。
コラボ終了後の演奏会最終曲として「ヴィヴァ!マンドリン(藤掛廣幸)」がほぼ決まりです。アンコールは今後決めていきます。
第七回<楽楽・神戸>定期演奏会は Ⅰ・Ⅱ部の2部構成となります。
2.城崎演奏会の件(企画委員のOさん)
当日のチラシが出来上がっており 回覧されました。
城崎中学の文化祭への訪問参加となりますが、文化祭全体の把握が不充分なので先方と密に連絡を取りながら決めていきます。参加費は次回例会日に徴収いたします。
合宿会員の方や車で直行する方は少し違う参加費になります。
3.加古川東公民館への訪問演奏の件、
訪問演奏は1月26日10:00開始で行われます。舞台の関係で楽楽からの出演者は20名前後を予定しています。指揮はIさんです。今後の練習は12月と1月の例会の日の午前中を充てることにします。 対象は公民館に集う「高齢者大学」の学生とのことです。「学生」といっても平均年齢72歳で我々と同世代の方々です。
この「高齢者大学」はその歴史40年を誇る名門大学です。4年制で月3~4回の講義を受講することで卒業できるという、とっても真面目な大学のようです。
現在103名の在校生がおり、170名の卒業生(卒業するには相当高いハードルがあるようですね!)を送り出しているとのことです。
4.第七回定期演奏会に向けての直前合宿は4月8・9日に「しあわせの村・あおぞら」で行われます。
休憩の後はSさん指揮での練習です。
「荒城の月を主題とする二つのマンドリンの為の変奏曲」からです。今回抜擢されたソリストNさんとTさんですが、もはや風格をも感じさせる堂々とした弾きっぷりには感心することしきりです。<楽楽・神戸>の世代交代も順調です!
サプライズ狙いのオープニング曲「城崎中学校校歌」を練習し「フニクリ・フニクラ」「カタリ・カタリ」と続きます。これらの曲も満足とはいかないまでも確実に完成に近づいていることを感じます。
疲れの見え始めたメンバーへの配慮からか、指揮者の早めの終了宣言があり、本日の練習は終わりました。
夏の暑さは残っていますが、季節の移ろいは正直なもので、帰路ではすっかり暗くなります。そして発見しました。千里の万博会場跡に今年オープンした巨大観覧車は、時間ごとに色が綺麗に変化し、運転する心を和ませてくれました。こんなプレゼントがあるから明日からも頑張れるんですね!
更新日:2016/10/03
Category: 練習風景