マンドリンパート M.T.さんのレポート
7月下旬には素晴らしい100周年の記念誌を送って頂き、沢山の原稿、演奏会資料の収集、編集、校正等に携わって下さった方々のご苦労に感激しました!! そして いよいよその演奏会迄、練習は3回だけとなり、指揮者の気合も一段と入った感じ。
最初はR.A氏指揮の“マンドリンの群れ”
先ず、7小節で1stマンドリンがforteで入ってくるところは、聴いている人がはっとする位力強く弾くこと。そうでないと、Aグループは現役の演奏のすぐ後なので、聴衆は耳を傾けてくれないかも・・と。続くシンコペーションは、その音の初めを強く弾いて、後はぼかすとインパクトが出ること。
「2」で1stはアクセントの音がずれないように。
「10」で、120小節のforteの最初の音は跳ねるように弾き、出来ればギターのリズムを聞きながら弾くこと、118小節はpianoでも弱弱しくゴチャゴチャと弾かずにはっきりと。
「14」で1stは歌うのはいいがテンポをしっかりと。
「16」はマンドラのメロディーが生きるように。
「17」での3連音は早く流れてしまう傾向にあるから注意、などなど他にも注意点がたくさんあって、1stマンドリンは、まだまだ練習と集中力が必要のようです。
私は家庭の事情でこの2か月例会を休んでいましたので、この曲は超緊張の連続。練習場の冷房は結構効いていたのに冷や汗タラタラ・・・ぐったりでした。
次にN.M氏指揮による“浜辺の歌”と“ローレライ・パラフレーズ”
開口一番 “R.Aさんは色々指示を出しておられましたが、俺は余りいう事ねえなあ~~~” と仰ったことで、“マンドリンの群れ”を弾いた疲れが吹っ飛んだ感じ。
2曲とも楽楽の演奏会で弾いた曲なので、味わいながらゆったりとした気分で弾くことが出来ました。
記念誌で青春時代の写真や記事を読んで懐かしく思い起こしましたが、こうして楽楽・神戸で素敵な皆様と合奏できる今現在も青春なんだなあと、しみじみ思う一日でもありました。
更新日:2015/08/04
Category: 練習風景