2015年4月4日 練習風景


ベースパート M.S.さんのレポート

 

【3月21日の練習風景】

(カーナビ)『1km先、800m程の渋滞が発生しています。通過に10分ほどかかります。』

(筆者)  『うっ! 1km先もそうかもしれんけど、今も車は全然動いてないんですけど・・・。 これも渋滞言うんちゃいますの???』

 

この状態が何度も繰り返され、練習会場への到着が何時になるかも判らないほどの絶望的状況に陥ってしまいました。その結果、練習への参加を諦め家路へとUターンするという苦渋の決断に至りました。3月最後の例会日、悪夢の1日の出来事でした。

楽楽・神戸の6th.コンサートまで凡そ1ヶ月とちょっと。「本番までは1日たりとも練習を休んでなるものか!」の決意が敢え無く潰えた瞬間でした。

春が来るのを待ち望んでいた皆さんが、どっと街に繰り出し予想外の渋滞になってしまったんでしょうね!(この日が春分の日と重なったこともあり、普段は土曜日も仕事していた人たちも休みになったってことも考えられますね。読みが甘かったこと反省します。)

この失態を取り戻すべく、本日の例会までは滅多にしない(指揮者さん、コンマスさん、ご免なさい!)個人練習をやってきた筆者ではありますが、やはり一人練習は面白くない!だって楽器が楽器なんですものね!合奏の感覚を取り戻したく悶々と過ごした2週間ではありました。

 

【4月4日の練習風景】

今日の練習会場は花見客でごった返す芦屋川近くの芦屋市民会館「音楽室」です。

明日からは「花散らしの雨」が予想されますので最後のチャンスとばかりに多くの人が繰り出されてきたのでしょう。

花見客の影響で道路も駐車場も一杯なのではと不安を覚えた前回の「Uターン事件」の当事者は例会開始の3時間以上も前に会場に到着してしまい、やむなくマンドリンパートの練習に参加したそうです。トラウマが残り「普通」に振舞えなくなっちゃったんでしょうか・・・?

さて、ここ芦屋市民会館の「音楽室」での例会は久しぶりです。部屋までは迷路のようですが、さすがルナホールの付属施設。広さも音響効果も六甲道のそれと比べ格段に優れたものだと感心しました。

「うはらホール」での本番までひと月を残すのみとなった今、練習は和やかな雰囲気で進みますが時おり緊張感が感じられます。指揮者の指摘にも熱が入ります。前半担当のF指揮者の音階練習で音の広がり等を確認した後、個々の曲の練習が始まりました。「懐かしの歌謡史」は別の意味での難しさはありますが、いわゆる難曲ではありませんので楽しく弾くことを意識して取り組みます。笛や太鼓の鳴り物(フルートやパーカッション類というのが正しいのでしょうか?)も加わりなんとなく本番近しを思わせます。ただ、20世紀前半生まれの筆者には平成の2曲のリズムに乗りきれない部分がありますし、「24時間テレビ」なる番組を視聴したことのない筆者にとって「サライ」はまったくの新曲であり曲想を掴むのに一苦労です。まっ、ひと月も練習すれば何とかなるでしょう!とついつい自分を許してしまいます。

 

前半の練習が終わりお知らせの時間。

病気療養中のI先輩の近況報告。快方に向かっているとの嬉しいお話。

合宿の最終案内。お年寄りは身分が証明できる書類を忘れないこと。

チューニングの件。Aの音は従来通り442Hzで行うこと。

百年記念ステージの案内。例会の日を本ステージの練習に充てる...他。

そして、練習の慰問に来ていただいたH先輩の熱弁・熱弁・熱弁・・・・・   等があり後半の練習へと移ります。

指揮者のFさんは腰痛悪化のために前半で涙ながらの早退!心配です。きっちり療養し、本番の指揮はくれぐれも

二足歩行の状態でやってくれることを祈ってます。

 

S指揮者担当の後半も最終の曲作りを意識した練習が続きます。

「茜」のパートソロ部分は音程を外さないようにと緊張します。ベースにしてはかなりのハイポジションであり、手の指が左手だけでもあと5ミリほど長かったら、もう少し楽に弾けるのにと考えてしまいます。(ないものねだりの子守歌!唄:中原理恵)

暗譜して左手を凝視しながら弾くことに決め込みました。

「舞踊風組曲」。速すぎて弾けないところがまだ残っていることを白状します。でも、低音で曲全体を盛り上げる必要ある大事な曲であると覚悟して必死に取り組みます。

(合宿が勝負!)

「微風」はピチカートのみでの演奏。音の頭を合わせ、控えめに出しゃばりすぎないこと。

「田園風景:夜の祭」は雰囲気を感じ楽しく弾くこと。まだ、D.CやCodaのところでアタフタする場面があります。

 

梅雨のような雨っぽい日が続いています。雨は降らなかったものの、どんよりとした天気で鬱陶しかったのですが、練習会場には程よい緊張感が漂い充実した1日だったと感じました。

 

本番まで残すところ一か月。

頑張るぞ!

ところで、朝ドラ『まれ』の舞台、能登の人たちの言葉ではどう言うんだろう?

《頑張んべ!》 ってこたーないですよネ!

 

更新日:2015/04/08