セロパート H.K.さんのレポート
マンドリン最後列の君だ君 なにゆえそんな楽しそうなの?
いきなり余談というのもなんですが、昨年12月神戸大学マンドリンクラブ第59回定期演奏会をご覧になった方も多いと思います。この日が最後の舞台となった4年生の指揮者Uさんが、涙をこらえながら観客に礼をした後、演奏者にも丁寧にお辞儀をした姿が心に残りました、と12月20日の例会案内で報じられていましたが、そのUさんが自分の指揮しない曲ではファーストの最後列で、難曲にもかかわらず身体を揺らせながら実に楽しそうに弾いている姿が目に焼き付きました。これこそ「合奏を楽しむ」というわれわれ「楽楽・神戸」の精神と通じるところ大いにありと感銘し、冒頭の短歌(おっちゃんの独り言かとお思いだったかもしれませんが、一応五七五七七になっています)にして神戸新聞に投稿したところ思いがけず入選しました。(おっとこれは蛇足です)
さて例会。今日は彼岸の中日(春分の日)、「暑さ寒さも彼岸まで」とは誰が言ったか知らないけれど(誰もがみんな知っている)ぽかぽか陽気の文句のつけようのない春となりました。土曜日とはいえ祝日と重なったためか道路が異常に渋滞し、車で来たものの途中で出席を諦めて帰宅した会員もいたもよう。午前中に三宮勤労会館でパート練習をしていたドラパートの面々が移動で延着したため定刻を5分ばかり遅れて練習開始。
まずはS指揮者。例によってドミソの和音で強弱と打点の確認、指揮棒が最下点から上がり始めるところを全員が凝視。本日の課題は「縦の線を合わせること」。すなわち曲の入り部分や速度変化の部分がバラバラにならないようにと厳しく注意されながら演奏会の曲順に、微風~夜の祭~茜~舞踊風を弾く。
お知らせの時間には、6thコンサート企画委員会からチラシとチケットが配布される。チケットは入場無料だが来場者数管理のため一人10枚ずつ配布された。残りのチケットを求めて早くも争奪戦が始まる。続いて当日の服装の説明があり、第1部は楽楽・神戸のユニフォーム着用だが第2部はアクセントをつけるためにちょっとした工夫をするとのこと。どんな工夫かは演奏会当日のお楽しみです。
休憩のあとの後半はF指揮者。曲はもちろんトンヤレ~オッペケペ~大正歌謡~団塊世代~平成女子アイドル~サライ~プラスもう1曲。木魚とクラクションが今日から加わり、パーカッションとの合わせが今日の課題だったようです。 前回のドラム、パーカッションのY.Y.さんの初参加に続き、フルート、パーカッションのM.O.さんも今日から参加、6thコンサートまであと46日で コンサート本番近しモードの「楽楽・神戸」練習風景でした。
更新日:2015/03/25
Category: 練習風景