マンドリンパート A.N.さん
12月に入り急に寒くなり、各地荒れ模様の天気のなか、神戸はまずまずの好天気に恵まれ会場に集まりました。青天の霹靂、肺炎で入院されたという知らせに驚かされたI先輩も全快され、お元気な姿にお会いできホッとしました。
午前中は「ぽー愛訪問演奏」の練習。
あまり利用したことのない灘地域福祉センター「活動コーナー」で、本番を1週間後に控えた練習でしたが、皆さんに歌って頂く曲が多く、余り緊張せずこちらも楽しめるように心がけました。
例会前半はK氏指揮による「クリスマスソング・メドレー」「リンゴの唄」「こんなんで演歌」「ポールモーリア特集」
前の3曲は午前中も練習したのですが、数人のアンサンブルと違い、40人による合奏は迫力がありました。大勢の中で弾いているとうまく弾けているように感じ、「だから合奏はやめられない」と合奏の魅力を痛感しました。
「演歌」は途中でタクトを飛ばしてしまう力のこもった指揮で、それに応えるべく頑張って音を出したつもりですが、指揮者から見ればアクセントの迫力がまだまだ足りないそうです。
お知らせタイムでは指揮者の件と選曲委員会開催の件が報告されました。
懸案の指揮者は再募集の結果2名の候補者を得ましたが、どちらも条件付きでしたので、運営委員会で検討することになりました。選曲委員会は皆さんから寄せられた希望曲等アンケートの結果を基に、この後夕方から話し合われるようです。
後半はI氏指揮による「ホルン協奏曲」「エデンの東」「子象の行進」
「ホルン協奏曲」は心地よいモーツアルトのメロディで大好きな曲なのですが、なかなか調子よくは弾けません。指揮者は楽楽のレベルに合わせてかなり遅く振ってくれているのですが・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=N7wqy1xRAN4
休憩時間、席の周りのFさん、Tさんとモーツアルトと映画の話で盛り上がりました。
モーツアルトファンのFさんは「クラリネット協奏曲イ長調第2楽章」が一番好きだそうです。私も同感で、映画「愛と哀しみの果て」で広大なアフリカサバンナの上を軽飛行機で飛ぶシーンで流れているのですが、映像と音楽が素晴らしくマッチし、ぞくぞくします。単純な音階フレーズを組み合わせただけの旋律なのに、こんなにも美しく、人の心を強く引きつけるモーツアルトは凄い。
中川さんの編曲で保有曲リストにありますので、ぜひ取り上げてほしいです。
そして「エデンの東」、これも真っ先に映像が浮かびます。
https://www.youtube.com/watch?v=h1fOFlG5b2w
ジェームスディーンの上目遣いの顔。たった3本の主演映画に出ただけで25才で亡くなるなんて。聴き慣れたビクターヤングオーケストラのように、ゆったりと情感たっぷりに演奏できたらどんなにいいでしょう。自分の楽譜を弾くだけで精一杯ですが、ギターパートのきれいなアルペジオもちゃんと聴いて合わせないといけないですね。
本日の例会曲は全て編曲ものでしたが、曲を知るためには元の音楽を聴いて、その曲想を掴むことも大事なのではないかと実感しました。
昨今はYouTubeで簡単に楽しむことができます。CD屋さんゴメンナサイ。
更新日:2015/12/15
Category: 練習風景