2014年3月15日 練習風景


ギターのH.Kさんのレポートです。

3月15日 練習風景

陽ざしは春なのに、
気温はちょっと低めで寒の戻りでしょうか。
それでも陽ざしに誘われてか、
例会の出席率はどのパートも良好でした。

前半はS氏の指揮

1、即興的スケルツォ
何回も合奏しているのに、
中間のpoco ritのところが指揮者と合わず、
早く終わってしまった。
最後のpiu mossoのところも
速さに乗り切れず
いつももたついてしまう。

2、渚の見える風景
まず中間部のAllegro con brioから、
ギターは1拍目の低音を強く響かせてという指示あり。
ギターがジャラジャラかき鳴らすところで
リズムが狂って早くなる。
付点8分音符をきちんとのばさないのが原因とのこと。
注意して弾き、少し良くなったよう。
6/8拍子から 9/8拍子に変わったときに、
休符のところで飛び出してしまいそうになる。
前後はガイド音符が入っているのに
1小節だけガイド音符を挿入するのを忘れた
入力隊員の私のミスも原因。
またギターパートは
Andante tranquilloの前の5小節が
いつも弾けてない気がする。
Andante tranquilloに入り
弾けるようになるとほっとする。

3、星空のコンチェルト
やはりallegro con brioから、
ギターは前半ずっとお休み。
ガイド音符を見ながら
ドラやファーストのメロディを聴き
ゆったりしているのも束の間、
突然16分音符で刻むことになり忙しい。
その後のアルペジオのところは
ギターの聴かせどころで
弾いていても楽しい。
この曲は弾けない和音がいっぱいあって、
音をカットしても
なかなか合奏についていけないところが多々ある。

お知らせと休憩

★前回欠席されていた新企画委員のS氏の紹介と挨拶。

★K氏より4回生のとき参加された
「アメリカ演奏旅行」の「50周年記念の集い」の報告。

明治、慶応、同志社、関学など全国の大学から
選抜されたメンバー総勢48名(神大からはK氏のみ)で、
ホームステイをしながら演奏旅行をされた。
服部正氏が団長&指揮者。
K氏は卒業試験の日程と重なったため
留年されての参加で、
当時のアメリカ社会を見て
日本との格差を実感したことが
人生の転機になったとのこと。
「集い」には40名(物故者8名)のうち
30名参加されたとのこと。

後半はF氏指揮

①「踊りヘップバーン」
北海道のS氏編曲のこの例会からの新曲。
ご存知「オードリーヘップバーン」をもじった曲名で、
ムーンリバー変奏曲。
ウインナーワルツになったり
フラダンスになったり、
はたまた盆踊りになったり・・。
弾きこなして楽しみたい曲。

②「悲愴」
「心を静めて静かに・・」
という指揮者からの指示あり。
優美な主題が展開され、
ギターも難しくないので
静かに弾けて心安らぐ曲。
最後のほうのハイポジのppを大きく弾いて
注意される。

③「パリのナポリ人」
冒頭とエンディングのAllegro Risolutoのところ
全員の呼吸がピタリとはなかなか合わず、
何回かやりなおす。

④「セビリアの理髪師」
この曲は以前I氏編曲で抜粋をやったので、
メロディーはよく馴染んでいる。
リズムを刻むところは
楽譜どおりに和音を弾くと
曲の速さについていけないことがわかり
途中から単音で対応した。
これならついていける!
高齢者限定奏法?

例会終了後、
「疲れた!」という声を多数聞きました。
<楽楽>で演奏できるのも、
「あと何年・・?」
などと考えてしまう高齢者になりました。

更新日:2014/03/15