2014年1月18日 練習風景


マンドラのK.Iさんのレポートです。

2014.1.18練習風景 原稿

今回の練習場は「風の家」(神戸市灘区)です。
普段の練習場もすぐ近くにあります。

例会定刻の午後1時には椅子を並べ終わって、約30人がめいめいに調弦、手慣らし、など準備中でした。この後に加わった人はごく僅かで、ギターとセロパートがいつもより少ない感じです。(ドラパートは合宿会員を除いて全員出席!)

1時10分練習開始、前半の指揮はSさんです。
最初は、「即興的スケルツォ」(作曲C.G.Walter)
直ぐには弾く方のエンジンが全開とはいきません。テンポの変化にうまく乗り切るのがポイントのようです。

2曲目は、「渚の見える風景」(作曲 小林由直)
混合拍子を交え多種類の拍子が目まぐるしく出てくるので大変です。昨年10月から取り組んでいて、少しは慣れてきているはずと信じましょう。
エンジンがかかって半時間ほどみっちり練習。

5分休憩の後、3曲目は「星空のコンチェルト」(作曲 藤掛廣幸)
数年前にチャレンジし弾きこなせなかった記憶があります。
この曲に使われている調号は13種類です。使っていない調号はわずかに2つ(「♭が5個」と「#が7個」のもの)だけです。
私の楽譜には♭が6個の調号の所に‘F以外♭’、#が6個の所に‘B以外#’、♭が7個の所に‘全音♭’とメモ書きしています。
指使いとポジションをよく考えて再挑戦ですが、今回は予習の大半が不発で撃退されました。

前半の予定時間を20分程残して、意外なことに指揮者Sさんから終了の宣言がありました(弾く方も歓迎?)。今日練習予定の「ナポリの風景(I.Culotta)/1楽章サンタ・ルチアの祭」はお預けです。

お知らせと休憩の時間を繰り上げして後半の開始は3時からです。
※ 重要なお知らせ: 次回例会で今年前期の会費を集めます。

話が逸れますが、今年初めての訪問演奏が計画されていて、その本番が目前の24日(金)に迫っています。出演人数が会員数の半分弱なので例会と別の時間に練習を重ねています。今日は時間の余裕ができたので後半の冒頭に演目の一部を全員で聴くことになりました。
Fさんの指揮で演奏された曲は次のとおりです。
○カタリ・カタリ ○団塊の世代歌謡メドレー(高校三年生/君といつまでも/あの素晴らしい愛をもう一度/ブルー・シャトー) ○サザエさん ○あまちゃんテーマ曲

さて、あらためて後半の指揮はFさんです。
まず1曲目、「『フィガロの結婚』序曲」(作曲 W.A.Mozart)
できるだけ速いテンポで演奏したいとFさんは言っています。弾けるなら、より速いほどそう快なのは同感ですが…。
今日のFさんは妥協してテンポを緩めてくれたようです。

2曲目は、「ピアノ・ソナタ 第8番 『悲愴』 第2楽章」(作曲 L.V.Beethoven)
原曲は変イ長調とのことですがM.Maciocchiの編曲で調が変わって弾きやすくなっているので助かります。半時間ほどかけて丁寧に練習したと思います。
『フィガロ…』の後にこの第2楽章に移ると悲壮感は消えていました。

3曲目は、「パリのナポリ人」(作曲H.Lavitrano)
小品ですが息をぴたりと合わすのに意外と気を使います。

最後の曲は、「A TOKIO」(作曲 C.Cannas)
この日パート譜が配布され、初めて弾きました。
「Procession Japonaise」との副題がついています。作曲者には日本人がどのように映ったのかな?
曲の印象は‘シンプル’でした。

後半の練習も予定時間を20分ほど残して終了しました。(残す予定は「後かたずけ」)
今回は、新年の余韻が漂っていた例会だったような気がします。

更新日:2014/01/18