2014年6月7日~8日 合宿風景


ドラのK.SさんとギターのY.Ⅰさん合作のレポートです。

2014年春の合宿(6月7~8日 しあわせの村「あおぞら」にて)練習風景
(担当:K.S、Y.Ⅰ)

少し前に梅雨入りが発表され、
各地に大雨をもたらしているが、
そんな中での合宿であった。

1日目の昼食時には雨が降っていたが、
午後からは上がり、
練習会場のまわりの緑があざやかだった。

第1日目
合宿の参加者は45名で、
この中にはドラパートの合宿組3人がいて
ドラパートをしっかり盛り上げていた。
合宿開始挨拶では
8月29日開催予定の部内演奏会
(県立三木山森林公園・音楽ホールにて)に関連して、
現在休部中のS氏(25回生)から
「体調が良ければ出席を前向きに考えたい」旨の
メールが寄せられたことが紹介された。

この合宿では練習曲が多くて
果たしてこなせるのかとの懸念があったが、
さっと流した曲も中にはあった。

午前中の練習はまずF氏指揮で、
島崎洋編曲による「夢歌謡メドレー」
「懐かしの大正歌謡メドレー」
「踊りヘップバーン」
の3曲から入った。
いずれもなじみのある曲で、
弾きながら歌っても楽しいものばかりだ。
ステージに乗せたら観客と一緒に楽しめそう、
来年の6thコンサートでの選曲にならないかなと
期待の気持ちを持った。

次はS氏指揮で、
「即興的スケルツォ」
「Angel Chorus」
そして「星空のコンチェルト」の3曲。

「即興的スケルツォ」は例会で練習してきたが、
しばらく遠ざかっていて久しぶりのお目見えで、
軽く復習程度。

「Angel Chorus」(藤掛廣幸作曲)は
この日に配布された曲だが、
以前神戸大学マンドリンクラブのつどいで
とりあげられたもの。
ゆったりと弾ける、きれいな曲だ。

「星空のコンチェルト」は
メロディが魅力的なのだが
弾きこなすのは至難の業である。

このときの練習も1回ともかくも最後まで通す
ということで終わった。

昼食後の休憩時間、
あるグループが部内演奏会の練習をしていた。
気合が入っているな、という感じ。

午後の練習、
前半はF氏指揮で
「“悲愴” 第2楽章」を心静かに演奏し、
そしてオペラの2曲「“フィガロの結婚”序曲」と
「“セヴィリアの理髪師”序曲」。

「“フィガロの結婚”序曲」は
スピードについていくのに四苦八苦してきたものだが、
楽楽バージョンということか
ゆっくりしたテンポであったので、
まずまずの出来となった。

「“セヴィリアの理髪師”序曲」は
「フィガロ」に比べれば
落ち着いた気分で弾くことができる。
しかし本当に味を出すとなると
まだ弾き足りない。
特に指揮者からたびたび言われている
音量、強弱のメリハリに
神経をそそいだ練習が
これから必要な感じだ。

後半はS氏指揮で
「組曲「ナポリの風景」第1楽章 サンタ・ルチアの祭」
「舞踊風組曲第2番」。

「ナポリの風景」も
ゆっくりしたテンポで弾くように
指揮してくれたので、
割合とスムーズに合奏できた。

「舞踊風組曲第2番」は大曲であるが、
曲として面白く
皆も乗っていっている感じで弾いていた。
1部の箇所で奏法をめぐって
しばらくガヤガヤはしたものの、ではあるが。
仕上げまでにはまだ時間が必要だ。

合宿での練習を経て、
さて来年のコンサートにどの曲が選ばれるのであろうか。

第1日目の練習が終わり休息の後、
お待たせの夕食。
今回は一人ひとりに松花堂弁当が配られ、
テーブルごとにオードブルが出た。
Iさんの音頭で乾杯で
それぞれのテーブルでの和気あいあいであったが、
他の団体(高校生らしい野球チームと小学生サッカーチーム)
と一緒の食事ということもあって、
宴会という雰囲気にはならなかった。
できれば楽楽で一部屋取れればいいなと思った。
くじ引きでの席決めは、
いろんな人と話せるので、
毎回楽しみだ。

夕食の後はお楽しみのオアシスタイム。
今回の司会はMYさんに代わりMTさん。
ギター合奏、マンドリンアンサンブルの後、
このたびのサプライズは女性全員によるフラダンスである。
19回生のNさんが先生で、
直前の十分ほどの練習での本番だったようだが、
女性みんなフラダンス衣裳で堂々たる踊りぶりに
会場が大いに盛り上がった。

その後は訪問演奏(須磨きらく園)のリハーサルを兼ねて、
出演者が合奏。
みんなで歌った。
あっという間に刻限の9時がきてしまい、
名残惜しく終わりとなった。

第2日目
曇り気味ながら爽やかな朝、
小鳥の声がいっぱい。

朝食の後、9時から仕上げの練習。
最初にF氏指揮で、
「“フィガロの結婚”序曲」と
「“セヴィリアの理髪師”序曲」。

「フィガロ」は前日よりテンポを速めての演奏。
指揮者は「これぐらいのスピードで弾けたら
ステージに乗せられるけどね」
と言っていたが、
果たしてどうなるだろうか。

次にS氏指揮で
「舞踊風組曲第2番」
「渚の見える風景」。
2曲とも課題はいっぱいだが、
楽しみのある曲だ。

目いっぱいの練習は、
さすがにこたえた。
今回の合宿に参加した中、
高齢者ではないのが2人だけだったとのこと。
いよいよ高齢化が進んできた。
平均年齢を下げる努力が必要だ。
そのせいか、
酒の量が減り酒代が少なくて済んだとの会計報告。
喜んでいいのかどうか。

ともかくもみんな故障もなく無事終了。
合宿係さん、本当にごくろうさまでした。

更新日:2014/06/08