指揮者 R. A.さんからのメッセージ


2015年8月22日 写真3

指揮者R.A.さんとN.M.さん

楽楽メンバーの皆様

 

100周年記念演奏会、お疲れ様でした。無事に終えることができてホッとしています。

 

弦友会の岡部さんからご連絡をいただいたのは3月の初めでした。記念演奏会、シニア世代中心のステージで「マンドリンの群れ」を振ってくれとのこと。おおまかな練習日程も決まっており、あとは私が名前を書くだけの状態。現役時代に大変お世話になった岡部さんの頼みを断れるはずもなく、気づけば指揮者に決まっていました。

 

初回練習、「これはエライものを引き受けてしまった」・・・というのが正直な感想でした。10分の曲に毎回2時間の練習をいただき、大先輩を相手にどこまでお願いしてよいのか試行錯誤しながらの日々でした。いつも暖かく迎えてくださる皆様に甘えて、ついつい多くを求めすぎてしまった気がするのですが・・・。

 

当日のリハーサルは,慣れないホールの音響で(予想通り?)えらいこっちゃでしたが、本番は奏者の皆さまの集中力に助けられ、とても楽しく指揮できました。 最後の音を切った瞬間に飛び出した拍手が、演奏の密度の高さを物語っていたと思います。

 

指揮者としては、本番で良い演奏ができたこと以上に、感謝の会で多くのメンバーの皆様に「楽しかった!」と言っていただけたことが何よりも嬉しいです。拙い練習に最後までお付き合いくださり、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

父が定年退職を迎えたばかりなこともあって、楽楽の皆様がいくつになっても音楽を続けられる仲間と環境を持っているというのは素晴らしいことだと感じています。いつかまた、再び皆様と一緒に音楽ができる日を楽しみにしております。

 

 

学会会場の南フランス、ニースにて。

 

 

更新日:2015/09/03