指揮者N.M.さんからのメッセージ


遅くなってしまいましたが、百周年演奏会お疲れ様でした。

 

指揮者N.M.さんとR.A.さん

指揮者N.M.さんとR.A.さん

もう一週間になるのですね。現役の演奏会でもそうですが、長いなあと思う練習に比べ本番はあっという間に過ぎてしまうのが不思議です。

 

今年3月の現役の練習の時に百周年のお話を聞き、そこで一緒に練習させて頂くのが 楽楽の方々であることも知りました。楽楽という団体があることは知っていたのですがどんな人達、どんな雰囲気なのかは分からず、「自分らのおじいさんおばあさんに当たる年代の人達やで」というヒントを元に色々と勝手に想像しておりました…

 

最初の練習では皆さんの大らかな感じにホッとしたのを覚えています。そして音が大きい!何だろう?現役とは全く違う、いや多分無いような感じが、迫力がある!と思いました。

やはり年の功なのでしょうか、人生長く生きていると余裕が生まれるのでしょうか。まだ生まれて20数年ぽっちの若造にはわかりません。現役にはない落ち着き、思い切りの良さのようなものを感じたのが印象に残っています。

 

曲に関しては “マンドリンの群れ” のように弾いてて大変!という感じはないものの、皆さんも何回かされた馴染みのある曲。もしかしたら、ここはこの方がいいよと色々思われる所も多々あったかもしれません。ですが自分のスタイルでやってもらって大丈夫ですよと拙い指揮におつき合い下さり、ありがとうございました。当日は一回通すだけの短いリハでしたが、本番となると皆さんとてもまとまってらして、とても楽しく指揮と演奏をさせて頂きました。指揮のR.Aさんも仰ってられましたが演奏会が終わった後に「よかった、楽しかったよ」と声をかけて下さり嬉しい限りです。感謝の会では沢山のOB、OGの方がニコニコしながら楽しそうにお互いに話をしているのを見て、改めてこのマンドリンクラブに関わってきた人の多さを実感するとともに、僕らもまた50年後こんな感じで話せたらいいねと同期で話しておりました。もしかしたら50年後の楽楽さんに入っているかもしれませんね。( 笑)

 

定期演奏会も今年で60回目で、現役の方でも今月から本格的に練習が始まりました。百周年でこんなに先輩方が良い演奏をしてらっしゃるのですから、現役も負けてはおれませんね。良い演奏を届けられるよう練習していきたいと思います。

 

最後となりましたが、いつも全力で指揮をして下さった指揮のR.A.さん、就活や院試がある中参加してくれた同期、そして暖かい雰囲気の中練習にお付き合い頂き、演奏して下さった楽楽の皆様、本当にありがとうございました。  N.M.

更新日:2015/09/08